[EOS M2 vs EOS M 比較] AF性能が段違い!キヤノンのミラーレス一眼新旧モデルを比較する。
キヤノンから2013年12月20日に発売された『EOS M2』。
先代『EOS M』が2012年10月の発売なので1年と2ヶ月振りの、キヤノンの第二世代ミラーレスカメラとなります。
ボディのデザインこそあまり変更がなかったものの、中身の設計を一新したようです。弱点を修正し、マイナーチェンジとみられがちなこの機種を、旧機種『EOS M』と比較していきたいと思います。
製品名 | [NEW]EOS M2 | EOS M |
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発売時の価格 | \64,800 | \69,800 |
メーカー | キヤノン | キヤノン |
発売日 | 2013年12月20日 | 2012年10月12日 |
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以下、比較を見ていきます。
いいところ
従来比2.3倍の高速化、より広いエリアの像面位相差AFを実現した『ハイブリッド CMOS AF II』を搭載
AFセンサーに、コントラストAFと、ハイスピードな像面位相差AFを併用した新開発のセンサー、『ハイブリッド CMOS AF II』を採用しました。 従来比約2.3倍のAF速度と、位相差AFが可能な範囲が、従来はセンサーの約38%×縦約26%に対して、同80%×80%の広いAFエリアを実現しました。
製品名 | [NEW]EOS M2 | EOS M |
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AF方式 | 像面位相差AF+コントラストAF | 像面位相差AF+コントラストAF |
AFセンサー | ハイブリッド CMOS AF II | ハイブリッド CMOS AF |
AF測距点数 | 31点 | 31点 |
AFエリア | 位相差AF可能エリア縦:約80%、横:約80% | 位相差AF可能エリア縦:約26%、横:約38% |
AF補助光 | ○ | ○ |
タッチAF/シャッター | ○ | ○ |
無線LAN搭載による、スマートフォンアプリ『EOS Remote』を使用してのダイレクト転送・リモート撮影
無線LAN が新たに搭載され、スマートフォンアプリ『EOS Remote』を使用して、スマートフォンの画面を利用した離れた位置でのリモート撮影、撮影した写真をスマートフォンにダイレクトに転送することが容易になりました。また、スマートフォンの位置情報を使った、GPS情報の付与も可能です。
ちょっと嬉しい小型・軽量化
『EOS M』に比べてコンパクト・軽量に。サイズは横で4mm、縦に2mm小さく、重さも262gから238gと軽量になりました。持ち出す際には軽いに越したことはないので、嬉しい改良点です。
いまいちなところ
若干気になる撮影枚数230枚。
撮影枚数は従来と同じ230枚です。もしWi-Fiを使用した撮影をするとさらに撮影枚数が減る可能性があるので、予備バッテリーは必須となります。
いかがでしたでしょうか?
ボディのデザインが変更されなかったことから、マイナーチェンジと言われがちですが、AFの高速化や、無線LANの搭載、小型軽量化など使い勝手を大幅に向上し、他メーカーと肩を並べてきました。
旧機種組は価格が下落するまで動かないかと思いますが、新規で購入されるのであれば間違いなくこちらがおすすめできるモデルとなっています!