野鳥撮影を始めるにあたって頭をでっかくするために購入した書籍、Kindle Unlimitedの読み放題な野鳥の書籍。
最近、ブログやSNSの周囲の方々が野鳥撮影を始めたことに触発されたこともあり、バードウォッチングを趣味にしようと勉強をはじめました。昨年はめだかのビオトープをはじめましたが、生き物が相手となるとコミュニケーションがとれないので自分勝手に事を起こしてしまうとろくな事はありません。まずは頭をでっかくすることに越したことはないと、野鳥撮影を始める前に書籍を読んでみています。
とはいえこういった専門的な書籍は値段もそこそこで、読んだことで満足してしまってちゃんと続くのかも分かりません。そこで今回はAmazonの読み放題プラン、Kindle Unlimitedの対象の野鳥関連の書籍や、実際に購入してみて役立った書籍を紹介してみたいと思います。
野鳥の観察と撮影を始めるのに読んでみた書籍
図解でわかる野鳥撮影入門（菅原貴徳）
評判も良さそうだし、OKPさんのブログでも紹介されていて良さそうだったので購入してみました。Kindle Unlimitedの対象ではありませんが、野鳥の撮影のみならず、観察を始めるにあたってまずは読んでおきたいと思った書籍です。
入門と題されている通り、野鳥を撮影する上で機材や格好はどういったものがいいのかといった事から、野鳥の行動を軸としたシャッタースピードやAF回りの使い分け、シチュエーション別撮影方法などなど。カメラの解説に関してはある程度カメラが分かっている人向けかなといった内容でした。
全体を通して、そもそも野鳥の大まかな習性や、探し方、適切な距離感、どんな行動に警戒するか、といった野鳥と野鳥撮影におけるトータル的な心構え、向き合い方が書かれています。特に感銘を受けたのは、野鳥は撮影するものではなく、撮影させてもらうという意識。自分勝手に撮影せずに野鳥と向き合っていければなと思います。
個別の野鳥の解説や習性に関しての記述は多くありませんが、野鳥観察を一生の趣味とする上でとても丁寧に解説されているのでバイブル的な一冊に。これから野鳥の撮影を始めたい場合にベストな書籍だと思いました。
Kindle Unlimitedの読み放題で読んでみた書籍
Kindle Unlimitedでは野鳥についての書籍がいくつか読み放題の対象となっていました。多少古い書籍が多いですが、どれも読み応えのあるものなので一読しておくと理解が深まると思います。
Kindle UnlimitedはPrime会員なら別途月額980円、無料体験や、時期やセール期間には2ヶ月99円などがやっていたりするので時期を見ての登録もおすすめです。
庭で楽しむ野鳥の本・散歩で楽しむ野鳥の本（大橋弘一＋Naturally）
身近な野鳥について書かれており、「庭で楽しむ」と「散歩で楽しむ」の二冊が読み放題で読むことができます。
「庭で楽しむ」は、集合住宅のマンションなどでは周囲のことを考えると難しいと思いますが、鳥というのは時期によってそういう性質なんだなと知れて面白かったです。2007年に発行された書籍なのでその点は緩かったのかなと思いました。「散歩で楽しむ」は、水辺や公園、森など、散策時に出会える野鳥を紹介しています。
最初に読んでみた書籍がこちらですが、野鳥を観察する上で用語がまとめられていたりととても勉強になりました。本来の書籍の方は大型本のようで、野鳥が原寸大で掲載されているようです。古本でも価格が高騰しているので見かけたら是非手にしてみたいものです。
由来がわかる 野鳥の呼び名事典（大橋 弘一）
こちらも先程の大橋 弘一さんの書籍です。野鳥の名前の由来がワンポイント的に紹介されていてトリビア的に面白いです。上の2つと比べて文章は少なめですが、また別の野鳥を知ることができます。
にっぽんのスズメと野鳥仲間（中野 さとる）
ただただスズメが可愛く、読み終わった後はスズメが好きになる一冊です。
スズメの可愛い写真が多数掲載され、スズメの習性や年間スケジュール、別の野鳥とのコラボ、スズメのみならず野鳥の観察を始めるにはどういったことを注意したらいいのかなどHOWTO的に学べる書籍でした。AFをぐいぐい使って連写をずばずばするスタイルは私には合わないので、こういった身近な野鳥を中心に撮っていきたいなと思った一冊です。
東京近郊 野鳥撮影地ガイド （永井 真人）
散歩中の撮影もいいですが、公園の方が気軽にカメラを構えることができると思います。そんな時に身近で野鳥がいる公園ってどこだろうと悩んでいたのでとても参考になりました。意外と自宅から近いスポットが多かったので一つ一つ訪れてみようと思います。どうやら情報が古いようですが、後は自分の脚で探してみようと思います。
まだ読んでないけど気になる書籍
Kindle Unlimitedは一度に10冊が上限なので、まだ入れ替えてないけど読んでみたい書籍をメモ代わりにおかせていただきます。
今年に入ってから散歩中に少しずつ意識して観察をはじめましたが、身近にこんなにたくさんの種類の野鳥がいたんだなと驚いています。
近所でよく見かける野鳥は見れば徐々に判別できるようになってきたり、鳥の行動が書籍で読んだ内容と実際に紐づいたときはとても感動しました。これから鳴き声を覚えてはやく玄人感を出していきたいですね。そして双眼鏡も手に入れなければです…！
東京
