DAHON Boardwalk D7 のちょこっと軽量化と坂道対策に購入、カスタムしたもの
うちの愛車のかめらと1号くん(DAHON Boardwalk D7)ですが、2年程は特に新しいパーツも買わずに乗っていましたが、最近の事情を踏まえて変更したい部分が多々でてきたのでまとめて購入したので今回はその備忘録です。とりあえず購入したものを赤裸々に並べて後々雑感をまとめたいと思います。
目的は階段の上げ下げ+坂
今回の目的は、住宅事情による階段の上げ下げによる単純な重さの軽減と、周辺環境が坂だらけのエリアに即した登坂能力向上を目指したタイヤ周りの変更を行う。というものです。
一時期の軽量化のための軽量化は懲りたので、ロングライドも見据えた乗りやすさも考えていこうと思います。
当初は自転車の買い増しで14インチで超軽量な DAHON Dove Plus か、DAHON K3 でもと考えていましたが、まだまだいけるだろうと DAHON Boardwalk D7 をアップグレードをしていきます。
今回変更するパーツ
SCHWALBE KOJAK 20×1.35(35-406) フォールディング
タイヤの外周の軽量化が一番効果があるって誰かが言っていました。
選んだタイヤは SCHWALBE KOJAK 20×1.35 406 フォールディングタイヤ。1.35インチの太さで一本辺り約235gと軽量なタイヤです。軽量化もありますが、重さが多少軽くなって外径が小さくなれば坂も楽だろう!と安易な考えで選択していますが、こちらが一番効果があると見込んでます。
もう一つの候補が SCHWALBE リトル・ジョー 20×1.5 406 でしたが、今回は軽量化とスリックタイヤへ出戻りを優先です。
元はSCHWALBEのマラソンレーサーを履いており、1.5インチの太さで一本辺り約355g。数千km走っていますが未だにトレッドパターンも残っているのでまだまだ使えそうです。乗り味も良く、走りについても不満がないタイヤでした。
元パーツと重量と比較、実測
元 : SCHWALBE マラソンレーサー
カタログスペック : 710g → 470g = 240g
実測 : 689g → 501g(240g + 261g) = 188g
実測で一本辺り94g、合計188gの軽量化です。購入したタイヤは両タイヤともにカタログスペックを超過していました。
マラソンレーサーはすり減っていた分軽くなっていたような数値です。一本辺り 120g x 2 = 240g の軽量化を見込んでいましたが、ちょっと期待ハズレの数値となっています。
MAXXIS(マキシス) UL TUBE 20×1.25/1.5 仏 36 mm
タイヤチューブは今までパナレーサー、シュワルベとタイヤと同じメーカーで合わせて使って来ました。今回はより軽量を目指すので MAXXIS のチューブを使ってみたいと思います。
元パーツと重量と比較、実測
元 : SCHWALBE 20×1.10/1.50 406 仏式 40㎜バルブ 6SV
カタログスペック : 212g → 124g(2本分) = 88g
実測 : 192g → 139g(2本分) = 53g
実測で2本まとめて53gの軽量化。カタログスペックを超過していたのでこちらも微妙な結果に。
さらに軽くしようと思うとTPU素材で20g台、なんてものもあるようですが、取り扱いに注意が必要そうなので流石に避けました。
SCHWALBE(シュワルベ) ファブリックリムテープ 50m巻 (50m×19mm)
愛用していたヘルマンズのリムテームのストックが切れたので購入しようと見たら廃盤のようです…。変更する予定はなかったんですが、せっかくならと調べてみるとファブリックタイプが軽量で耐久性も悪くないとのこと。テープなので50mもあり、こんなに使わないかなと思いましたが、この先自転車が増えそうな気配が濃厚なので逆にコスパは良いと思いたいです。テープなので自分で穴を開けたりと手間はありますが、とりあえずお試しです。
テープが薄いので2周巻いている人もいるみたいですが、今回は1周だけ巻いてどれだけ耐久性があるのか確認してみます。
元パーツと重量と比較、実測
実測 : 40g → 12g = 28g
これだけで前後で28gの軽量化。テープなので、貼る前のホイールと貼った後のホイールの重さの違いから算出しています。期待してなかった場所が大幅に減ると嬉しいですね!これで耐久性やパンクなども問題ないのであれば常用していきたいです。
NITTO ライズバー B206AA φ25.4 525mm
同じく NITTO B245AA φ25.4 545mm から交換です。こちらは以前からストックしていたものです。
ライザーバーだと曲がり方でポジションも少しだけ変えることができ、ステムでハンドルのポジションを変えにくい折りたたみ自転車にはいい選択肢だと思います。NITTO B206AA だとポジションがさらに少しだけ前になってくれるのがありがたいです。
元パーツと重量と比較、実測
元 : NITTO B245AA φ25.4 545mm
カタログスペック : 285g → 225g = 60g
実測 : 265g → 222g = 43g
実測値は元がカタログスペックより軽かったので43gに収まりました。もっと軽いハンドルバーもたくさんありますが、ポジション優先なのとNITTOなら間違いないと思っているのでこれでしばらく様子をみます。
ケーシーエヌシー(KCNC) EVA ロックオン
現在つけているグリップはエルゴンのGP1です。こちらも不満はまったくありませんが、日常使い用に他も触ってみたいので入れ替えます。
六角レンチを使わないタイプならもっと軽いグリップもありますが、一度ロックオンタイプに慣れてしまったら取り外しが楽すぎるのでこちらのタイプで。ロングライドする時はエルゴンのGP1に変更するので六角レンチ一本で変更できるのでOKでしょう。
元パーツと重量と比較、実測
元 : エルゴン GP1 バイオコルク ロング / ロング
カタログスペック: 200g → 55g = 145g
実測 : 199g → 55g = 144g
ほぼほぼカタログスペックと一緒でした。何度か乗りましたらがやはりグリップが硬いですね。こちらも様子見です。
MKS(三ヶ島製作所) TOURING-LITE Ezy Superior シルバー
現在つかっているのが同じMKSの ALLWAYS Ezy Superior。こちらも不満が何一つない最高のペダルなので最後まで悩みましたが交換します。別のメーカーに変えたり、Ezy Superior を止めればもっと軽くすることができますが、 ALLWAYSのペダルは絶対に使いたいのでこちらに変更していきます。価格の割に軽量になるわけではないですが、踏面などペダルの比較もしたいのでお試しに。
元パーツと重量と比較、実測
元 : MKS ALLWAYS Ezy Superior
カタログスペック : 434g → 380g = 54g
実測 : 355g + 83g → 291g + 83g = 64g
ちょっとだけ軽くなりました。
東京ベル(TOKYO BELL) マイクロフレックスベル ミガキ TB-510FB3
一度コケてやらかした時から鳴らなくなったおしゃれベル(最近気づきました)から交換です。
元パーツと重量と比較、実測
実測 : 39g → 15g = 24g
鳴らさないなら安くて軽いのでいいんじゃないの?と、24g程の軽量化です。音も良くなりました。ベルは測定時の重量には含まれません。
麦茶のペットボトルくらい軽くなりました
今回の軽量化で約537gの軽量化ができました。測定した結果がペダル有りの重量で約10.61kg程(精度が怪しい)。カタログスペックが12.3kgですが、多分ペダルなしの数値なので全部で約2.0kg 程軽くなりました。
階段の上り下りは、体感で分かるレベルで軽い!と感じています。ただ、あくまでパーツ変更前との比較での軽さなので、もうちょっとだけ軽くしたいですね…。なんとか10kgを割りたいところです。
走りに関しても体感で分かるレベルです。タイヤ周りが軽量になったおかげか、走り出しにマラソンレーサーの感覚で強く踏み込んだら前輪が浮きました。軽量化、スリックによるグリップ、径の大きさによるものかなんとも分かりませんが、漕ぎ出しがとても軽く、近くで一番しんどい坂も体感で分かるレベルで楽になりました。平地での巡航速度は落ちていると思いますが、とりあえずの目的は達成できています。すでにグリップは固くて交換を考えているので、ちょっとだけロングライドを試してから、各々パーツについて考えてみたいと思います。