日本・江戸三大祭 "神田祭" で神幸祭を撮ってきました。[東京/神田明神]
遷座400年奉祝、二年に一度の開催となる『神田祭』に行ってきました!
何事も知って楽しむのが一番だと思っていますのでにわか知識ですが「神田祭り」について書いていきたいと思います。誰かも言っていましたがブログは自分のため!
神田祭りって?
『神田祭』は「天下祭」とも呼ばれ、その由来は江戸幕府の庇護を受け、江戸城内に祭礼行列が練りこみ、将軍の上覧があったことなどからいつからか「天下祭」と称されるようになったそうです。また、2015年の今年は遷座400年。かつては神田明神は大手町の平将門の首塚周辺に祀られていたそうですが、丁度400年前に現在の外神田へ遷座したそうです。
今回は「神幸祭」と呼ばれる、下町を巡行するメインの神事に行ってきましたが、5月15日に行われる例大祭を最後に約1週間にかけて行われています。
「神田祭り」は、日枝神社で行われる「山王祭」、富岡八幡宮で行われる「深川祭」と並び『江戸三大祭り』と表され、また京都の八坂神社で行われる「祇園祭」、大阪の大阪天満宮で行わる「天神祭」、と並び「日本三大祭り」の一つともなる日本を代表するお祭りです。
14:00頃に日本橋へ。群馬県藤岡市の「諏訪神社」の宮神輿。東京とは掛け声が違いました。わっしょいわっしょい。
江戸時代に呉服問屋「三井越後屋」から奉納された宮神輿。1869年以来の大修理を終えてのお披露目のようです。
日本橋三越に入っていったので、何事かと思いましたが隣で昼からビール片手のおじさんが教えてくれたので納得でした。
将来の担ぎ手さんでしょうか。
ちょっと視線を下げると…。すごいことになってますね。本気の人は一脚+2台。
女性の担ぎ手の方もいて格好良かったです。
ちょっと休憩しつつお昼ご飯を食べたら外で遭遇。
かっこいい背中をぱしゃり。
大小様々な町会のお神輿が!
スローシャッター気味にして躍動感を撮ろうとしましたが、ただの被写体ブレのような…。練習あるのみですね。
日本橋から秋葉原まで歩いていたところでも遭遇。
ひょっとこさんがキレっキレ。
秋葉原で見かけたのが東京藝大作の「白虎」!造形がすごすぎました!これは「附け祭」と呼ばれて、各氏子町が毎回テーマを変えて競い合いうそうです。「附け祭」は江戸時代からも一番人気のあった行列だそうですね。
神田明神のWebサイトを見ると、詳しく掲載されていました!
そのまま歩いて神田明神へ。
うまいこと大神輿が入る瞬間を見ることができました!人がわっさわさです。
こんなにみんながパシャってるなら恥ずかしいことは何もないと頑張ってシャッターを切りました。
ちょうど中心に入るまで何度も何度も繰り返していました。
これも「附け祭」の一つでしょうか…。
約170年ぶりに復元したという『酒吞童子(しゅてんどうじ)』題材の「大江山凱陣(おおえやまがいじん)」。江戸時代の代表的な附け祭だったそうです。
こちらは「大鯰(なまず)と要石」。地震の象徴、大鯰の頭にそれを押さえつけ、地震を防ぐ「要石」が乗っています。
神幸祭のメインとなる御神輿がかえって来ました。「一の宮鳳輦」“だいこく様”、「二の宮神輿」“えびす様”、「三の宮鳳輦」“まさかど様”がお乗りになっているそうです。
そろそろ帰ろうかなと思ったら、まだまだ御神輿が入ってきました。わっしょい。
といった形で丸半日近く神田祭を楽しみました!人混みは苦手なのでこれまであまり大きなお祭りは見たことがなかったのですが、やはり歴史のあるお祭りは違いますね!
近くに京都に行く予定があるのでしばらくお祭りネタは続くかもしれません!