iPad Pro 10.5にWANLOKアンチグレア(非光沢)ガラスフィルムを貼ってみたら指紋が目立たなくなって快適になりました。
今回はiPad Pro 10.5にアンチグレア(非光沢)ガラスフィルムを貼って見たら思った以上に良かったので紹介してみたいと思います。
光沢タイプの液晶があまり好きじゃない私ですが、スマホやタブレットは何も貼らない派です。iPad Pro 10.5は低反射のコーティングが施されており、映り込みに関しては優秀です。
余計なものをつければ酷くなる恐れや、カバーもSmartKeyboardをつけているのでよほどの自体になりにくいためそのまま使用していました。
WANLOKアンチグレアガラスフィルム
購入したのはWANLOKというメーカーのアンチグレア(非光沢)タイプのガラスフィルムです。選択した理由は以下です。
- アンチグレア
- ガラスフィルム
- 日本製
- 指紋がつきにくい「AFPT{Anti Finger Print Technology)」って名前がかっこいい
- 評価がいい
- そんなに高くない
もともとガラスフィルムは光沢タイプの物が主流です。非光沢タイプのものは定番のパワーサポートさんが通常のフィルムで販売していたくらいだと記憶してました。
そんなこんなでAmaozonを徘徊していたところ、たまたまアンチグレアな非光沢タイプのガラスフィルムを見つけてしまい、謳い文句にある「指紋がつきにくい」とはどんなもんだと気になってポチってしまったのが購入理由です。
パッケージを開けるとこんな感じです。ガラスが割れないようにしっかりした包装です。
同梱物は
- iPad Pro 10.5専用アンチグレアガラスフィルム
- マイクロファイバークリーナー
- アルコールシート
- ホコリ除去シール
しっかり作られている同梱物です。
それでは貼り付け本番なのでお風呂場に移動です。貼っている最中はホコリとのガチ勝負。写真を撮っている余裕なんてないので省略します。
上手く貼れました(^_^)
お風呂場で格闘した甲斐があり、なかなか満足な貼り付けができました!気泡が何箇所か発生しましたがカードで軽く押し出したらすぐに消えてなくなりました。
ラウンドエッジなのでデザインとの親和性も高いです。
比較する
反射を比較する
左が貼り付け前、右が貼り付け後です。
ソフトボックスの光を反射させました。貼り付け後は反射が盛大に増えています。これはしょうがないですね。素のiPad Pro 10.5は反射に強く、光源以外の場所はほとんど反射がないほど抑えられているのがよくわかります。
左が貼り付け前、右が貼り付け後です。
反射や映り込みは増えますが光が拡散されたようにボケるので気になりにくくなっています。
使ってみて
反射はそこまで気にならない
テストでやりすぎてしまった感がありますが、喫茶店の電球の下とかであれば全然気になりません。
また、iPad Pro 10.5の低反射が優秀すぎるので、この状態でも一般的なタブレットに比べても優秀だと思います。現に手元のKindle Fire 8やiPhone SEより低反射です。
確かにフィルムをつけていなかった時に比べると光の光沢が目につくようになりましたが、よほど強烈な光源がない限り普通に使えるレベルです。
写真の見え方はマットで艶っぽくなる
写真を見ると違いが感じられます。アンチグレアフィルムをつけた液晶で写真をみると、全体がマットになるのもそうですが、光沢に比べてなんとも言えない艶っぽさがプラスされます。
正直好みが分かれるところですが、私は普段使っているデスクトップの液晶がアンチグレアなこともあって、こちらの方が慣れていてとても好きな見え方です。アンチグレアの非光沢液晶のマットな見え方が好きな人ならおすすめできます。
アンチグレアなので見た目のザラザラ感はちょっとある
とはいえアンチグレアフィルム特有のザラザラ感はどうしても残ります。
昔の非光沢タイプのノートパソコンを使用したことがある方は分かるでしょうか?RGBのそれぞれの色が拡散され、近くで見るほど目立ちます。
白背景は特に目立つ
特に背景が真っ白の場合にカラーノイズ感が出てしまい、画面がすこしギラついて見えてしまいます。背景が暗いとましになるのでタイピングなどの集中した作業の時は色を変更すると効率的です。
やや離れてみると良し
近づいてみるとザラザラは余計に目立ちますので、離れた位置からみると軽減されます。画面は離れて見るようにすると快適です。
最初は購入して失敗だったかな、と思いましたが使っていると思いのほか気にならなくなってきました。カラーノイズのようなものがずっとのっているので写真の編集を行う場合は気をつけたいところです。
驚くほど指紋がつかない
フィルムを貼って、1番驚いたのが指紋が全然つかないことでしょうか。
一日がっつり使った後に自宅で開いてみると指紋がほとんど目立ちません。よくわかりませんが「AFPT(Anti Finger Print Technology)」と呼ばれる技術で52%の指紋が自然と消えるようです。
それ以前に触っていてもあまり指紋がつかず、ついても全然気にならないのでベタベタ触り放題になりました。
手触り・書き味が変わる
もう一つ驚いたのは手触りと書き味です。
手触りはサラサラですがややザラザラ感のある手触り
触った感触は素の状態よりも指の滑りが良く感じます。サラサラですがややザラザラ感のある手触りで、癖になる人もいそうな特徴的な手触りです。
Apple Pencilの書き味が良くなった
個人的にApple Pencilの書き味がすごく良くなりました。
もともとApple Pencilを使うと滑りが良すぎるため、細かい操作などで機敏に動きすぎて難しいところがありました。それがアンチグレアフィルムを貼ったことでApple Pencilでもいい感じに引っかかりが生まれ、線を引くたびにシャリシャリっとした鉛筆で線を引いたような音がして、心地よい書き味になります。
Su-Penとの相性は悪いかも
逆にペン先が繊維タイプのものは相性が最悪かもしれません。ひっかかりが増えるので、ペン先を軽く押し付けながら使うとマッキーの太いペンで書いているような感触になり、シャッ、シャッと音が盛大に出ます。
感触はまだしも、心地よくはない音が盛大に出るので使いづらいです。Su-Penじゃないタッチペンを検討することになりそうなほどです。
タッチ・Apple Pencilの反応はあまり変わらない
Apple Pencilはまったく変わらない
Apple pencilの反応はまったく変わりません。先程書いたように書き味はむしろ良くなったと感じる程です。
ただ、私はメモ書きと操作に使うくらいなので、お絵描きとなるとまた違うかもしれません。
タッチペンは少しだけ反応が悪くなる
指はほとんど影響はありませんが、タッチペンはやや反応が悪くなりました。というよりも、先程の書き味のせいで思い切って使えず、合わせて使いにくくなりました。
貼って良かったアンチグレアフィルムガラスフィルム
ブログ執筆用やメモに使っているため、指紋が目立たなくなるのが本当に助かります。指紋を拭くことをほっておくこともあるので、誰かに見せた時に指紋だらけで恥ずかしい。ということがなくなりました。
- 指紋が全然つかない
- Apple Pencilの書き味が変わる
- マットで艶のある見え方になるので写真の色気が増す
- ノイズ感が増すので好き嫌いはある
といった感じでしょうか。もう少し高いアンチグレアフィルムもありますが、これ以上の結果になるかどうかが怖くて外せません。今の所は気に入っているのでこのまま貼っておこうと思います。