東京近郊「あじさい」撮影スポットまとめ。行った所とこれから行きたい所、おすすめの撮影グッズなど。
梅雨の時期を代表する花と言えばあじさいですね。例年は梅雨とともに満開になっているイメージですが、今年は軒並み花の開花が早く、あじさいもご多分に漏れず咲きはじめてしまい心配になっていた管理人です。やっぱり雨が似合うのでもう少しもってほしいものです。
今回は、私がいままでに撮ってきたあじさいスポットと、これから行きたいあじさいスポットを備忘録も交えてまとめていきたいと思います!
目次
行ったあじさいスポット
東京十社の一つ。東京都文京区のあじさいスポット「白山神社」です。
約3,000株のあじさいが、境内と白山公園にかけて所狭しと咲いています。おすすめは神社手前の狛犬とあじさい。道幅が狭めなので広角よりのレンズをもっていくと幅が広がると思います。
アクセスも悪くなく、東京でも人気のあじさいスポットなので人も多め。撮影する際はいい場所を独占せずにしっかりと周りを見ながら写真を撮りましょう。「文京あじさいまつり」の期間中は富士塚が開放されているので、富士塚好きならぜひ訪れておきたい素敵なスポットです。
- 約20種/約3,000株
- 「文京あじさいまつり」6月9日(土曜日)~17日(日曜日)
- 富士塚は「文京あじさいまつり」の期間中
東京都日野市の「高幡不動尊金剛寺」です。関東三大不動の一つで、草創が701~704以前とも伝えられるとても歴史のある寺院です。
お寺の裏手は山になっており山アジサイが群生しています。そこは「山内八十八ケ所巡拝路」と呼ばれる巡拝路。普通に回っても30分程はかかりますので訪れる際はなるべく歩きやすい格好をしていくのがおすすめです。あじさいまつりの期間中は「写真コンクール」も行われますので、がしがし撮ってどんどん応募しちゃいましょう。
- 約250種/約7,500株
- 「あじさいまつり」6月1日~7月初旬
- 敷地が広いので歩きやすい格好
隅田川脇にある隅田公園も吾妻橋入口から山谷堀広場までに渡って「あじさいロード」という名所になっています。約2kmに渡って約1万株が群生していますね。以前通りかかった時は見頃が終わっている時期だったかもしれませんがやや色づきが悪く感じました。
スカイツリーが見えるので、上手く望遠レンズで圧縮するのがおすすめです。
- 約2kmに渡って約10,000万株
浅草・長國寺「いきいき浅草あじさい祭」
6月16日、17日は浅草の長國寺で「いきいき浅草あじさい祭」が開催されますね。合わせて楽しみたいところです。
東京都大田区のあじさいスポット「多摩川台公園 」です。
「多摩川駅」を降りて2分程のところにある駅近の公園です。約3,000株のあじさいが植えられており、メジャーなスポットという訳ではありませんが個人的にはのんびりしていて好きなスポットです。ピクニックがてらにもいいかもしれません。
階段途中から線路方面に撮ってタイミングを合わせれば東急電鉄と一緒に収められます。
- 約7種/総数約3,000株
- あじさいだけなら入り口周辺
あじさいの名所として知られ「あじさい寺」とも呼ばれる関東随一の名所。主に日本固有種のヒメアジサイが植えられており、その鮮やかな青から「明月院ブルー」とも呼ばれています。
悟りの窓
明月院でも有名なのが「悟りの窓」でしょうか。いまやディズニーよろしく並ぶのが当たり前になった場所です。朝一で訪れましたがそれでもすぐに人で溢れてきます。
また、左手の生花ですが時期によってはちゃんとあじさいが生けられています。この時は見頃もすぎて遅すぎたようですね。訪れる際はなるべく早めを狙っていきましょう。
- ヒメアジサイ 約5~6品種
- 「悟りの窓」の紫陽花は時期早め
- 混雑度★★★★★★
長谷寺は山の斜面に約40種類約2,500株のあじさいが植えられている「あじさい路」が人気です。130段程の階段もある小道から由比ヶ浜の海岸を見通せます。紅葉の時期もそうですが混雑時は整理券が配布されるように配慮されています。夜ぎりぎり訪れると終わっているかもしれませんので気をつけましょう。
- 約40種類約2,500株
- 混雑時は整理券を配布
御霊神社の近くは江ノ電とあじさいが撮れるかなりの人気スポットです。
上手く場所を探せばこんな写真も撮れるかも。くれぐれも線路内での撮影はやめましょう。
近所の公園
おすすめスポット。ってわけではないですが、近所の公園も捨てがたいポイントです。
雨の日は散歩する人も少なく、じっくりゆっくり撮影することができると思います。名所だけではなく何気ないあじさいも抑えておきたいですね。
都内のこれから行きたいあじさいスポット
旧玉川線の面影を残す東急線唯一の軌道線「世田谷線」沿線もあじさいスポットのようです。情緒ある電車とあじさいの組み合わせ、のんびり歩きながら写真を撮るのにぴったりですね。松原駅~宮の坂駅近辺が特におすすめのようです。
京王電鉄・井の頭線沿線では降雨時の斜面の崩壊対策としてあじさいの植生を行い、約2万6,000株ものあじさいが植えられているそうです。下北沢駅から明大前駅、西永福駅から浜田山駅の区間は特におすすめのようです。
JR線・都電荒川線沿線にある、約350メートルの「飛鳥の小径(こみち)」にもあじさいが群生しています。1,300株ほどのあじさいですが電車とあじさいが撮れるスポットとして有名なようです。
なかなか男一人で行くにはレベルの高い銀座のファンケルにあるあじさいの名所。期間もものすごく短いのでレアなスポット。
- 6月1日(金)~8日(金) 11:30~18:30(最終日は16:30まで)
としまえんでも「あじさい祭り」が行われています。150種10,000株と都内最大クラス。夜にはライトアップも行われている気になるスポットです。
- 150種10,000株
- 「あじさい祭り」2018年5月26日(土)~6月25日(月)
もうすこし足を伸ばした紫陽花スポット
いつの時期でも大体おすすできる写真スポット界の重鎮的なイメージの「昭和記念公園」。ご多分に漏れず約90種約9300本ものあじさいが植えられているようです。時期を同じくしてハナショウブも見れるので二度美味しい写真スポットですね。
- ハナショウブ、アナベル、アジサイなど
- 約90種約9300株
こちらも10,000万株のあじさいが。よく見かける水車小屋と一緒に撮ってみたいと思いつつ早数年…。ちなみに2018/5/2にはプラネタリウムもリニューアルしたそうな。
- 10,000万株
- 「あじさいまつり」2018年5月26日(土)~2018年7月8日(日)
東京サマーランド内の「わんだフルヴィレッジ」にあじさいの群生があるそうな。白いあじさいの「アナベルの雪山」は有名スポットだと思います。東京サマーランドといえばプールのイメージしかありませんでしたが、ぜひ撮りに行ってみたいスポットです。
- 約60品種、約15,000株
- 「あじさい鑑賞」2018年6月9日(土)~7月8日(日)
バラで有名な「横浜イングリッシュガーデン」でもアジサイフェアが行われています。他のスポットに比べて約300品種と多様な品種が売りでしょうか。
- 約300品種
- 「アジサイフェア」
2018年6月4日(月)~7月1日(日) - 大人 700円
八景島のオリジナル品種「八景ブルー」
海とあじさいのコラボレーションが見れるらしい八景島シーパラダイスのあじさいです。公募でネーミングが決まった八景島のオリジナル品種「八景ブルー」はぜひ見ておきたいポイント。
夜間には約130個の竹灯籠でライトアップ
夜間には約130個の竹灯籠があじさい園路を照らしてライトアップが行われるようです。
- 約20,000株
- 「八景島 あじさい祭」
2018年6月9(土)~7月1日(日)
広大な水田地帯の中に約5,000株が咲き誇るあじさいスポット。昭和52年にはあじさいが町の花と制定されたそうです。「開成町あじさいまつり」が行われるのは2018年6月9日(土)~6月17日(日)のわずか二週間ほど。ぜひ訪れたいスポット。
- 開成町あじさいまつり
2018年6月9日(土)~6月17日(日)
桜と菜の花、八坂のお祭り、曼珠沙華でも有名な幸手権現堂堤。約100種/約16,000株のあじさいが咲き誇るそうです。
- 約100種/約16,000株
- 「あじさいまつり」
2018年6月1日(金)~7月1日(日)
SNSでもよく見かける箱根登山線とのコラボが有名ですね。6月中旬頃から開花が始まり、標高とともに開花がずれるので長く楽しめるスポット。
- あじさい電車 6月中旬から
あじさいの撮影にあるといいレンズ・グッズ
マクロレンズ
花の撮影には一本持っていると楽しいのがマクロレンズ。あじさいの花弁は比較的大きいのでマクロレンズじゃなくても十分楽しめますが、雨のしずくを捉えたり、カタツムリなどを一緒に写せるとすてきですね!ただし雨の日は暗くなるのでシャッタースピードを稼ぐのも一苦労。手ブレには十分ご注意を!
クローズアップフィルター
マクロレンズを買うほどでもないなー。という方にはクローズアップフィルターがおすすめ!標準ズームか50mmなどの単焦点レンズにつけるのがおすすめ。手軽に簡易マクロ気分が味わえます!
レインブーツ、防水シューズ
雨の日にレインブーツや防水シューズがあると、どんな悪地でも気にせず撮影に臨めます。梅雨の時期じゃなくても重宝するので、一足手に入れておくとフットワークが軽くなると思います。撮影の必需品です!
晴れでも雨でもどんな天候でも楽しめる
この記事を書くにあたって写真を振り返りましたが、思った以上にあじさいを撮影していました。
天候もそうですが、赤や青、紫に白と場所によって多様な種類のあじさいは、どんなシチュエーションで撮影しても画になる頼もしい被写体です。
梅雨だからと言って出掛けないのは非常にもったいないので、雨の日だからこそ撮れる写真を探してカメラを持ってでかけましょう!