カメラのバッテリーをUSBから充電できるNewmowaのUSB互換充電器を購入してみました。
キワモノなアイテムを購入するスリルが意外と好きな管理人です。こんばんは。
今回購入してみたのはNewmowaさんのカメラバッテリー互換充電器です。この互換充電器はUSBから電源を供給することで充電が可能で、さらに2つのバッテリーを同時に充電できてしまう大変便利に見える互換充電器です。今回は富士フイルムのバッテリーですが、キヤノン、ニコン、ソニー、オリンパスの各メーカーのバッテリーに対応した充電器もそれぞれ販売されています。
FUJIFILM X-T20は本体のUSBからでも充電できますが、ROWAさんの互換バッテリーを購入したついでに、持ち運び用に使えそうなのと、評判も良かったため購入してみました。
Newmowa USB互換充電器
今回の充電器はFUJIFILM X-T20やその他FUJIFILM製のカメラで仕様されているバッテリー(NP-W126、NP-W126S)用です。
簡単に仕様を見てみます。
急速デュアルバッテリー充電器:1個, Micro USB ケーブル1本
入力:5V 2A
出力:8.4V 600mA*2
同時に1または2のバッテリを充電します. 充電中は赤ランプ、充電完了後は緑ランプでお知らせ
保護回路:本製品には過電流保護、過充電防止、過放電防止の保護回路が内蔵されていますので使用機器にダメージを与えることなく安心してご利用いただけます
保証期間6ヶ月
「過電流保護、過充電防止、過放電防止」が書かれているので最低限は安心でしょうか。入力は2Aが求められますので互換充電器を接続する機器に注意しましょう。パソコンなどのUSB端子では出力できるA(電力)が足りない恐れがあります。
純正の充電器と比較してみる
富士フイルムの純正のバッテリーアダプターの出力と互換バッテリーアダプターの出力は8.4V 600mAで共通でした。互換充電器側はUSBから出力される5Vの電圧を8.4Vに昇圧していてますので、入力が2,000mAならここらが最大値かと思います。
この製品はニコンやキヤノンの充電器もあり、ニコン用の仕様も確認しましたが互換充電器の出力は600mAと変わりませんでした。ニコンのバッテリー(EN-EL15)は純正で1.2Aを必要とするので、もしニコン用の互換充電器を使う場合は、純正の充電器を使用するより充電時間が長くなる(2倍?)かと思いますのでその点は注意しましょう。
充電してみる
端子の方向が違うので差し込む時に注意しましょう。
充電が開始されるとランプが赤くなり、終了するとランプが緑色に変わり、自動的に充電がストップします。充電中は僅かですがキーンっといった高周波の音が聞こえます。
片方だけでも充電できます。
電流を測ってみた
バッテリーを2つ差した時
両方のバッテリーを差した状態。
出力側も測らないとあんまり意味がないと思いますがテスターを持っていないのでこちらだけ。何回かバッテリーを抜き差ししていると電流の流れる量がやや変動します。
バッテリーが一つの時
一つだけ差した状態です。電流が半分になるわけではなく多めに流れているのが分かります。1本だけだとその分高速で充電されるようです。
カメラ本体で充電してるとき
カメラ本体にUSBを挿して試してみました。こちらの場合明らかに流れる電流が少ないですね。X-T20のカメラ本体からのUSB充電は倍以上の時間がかかりそうです。
今回のまとめ
頻繁に充電している訳ではありませんが、ひとまず一月程使用した限りは使えなくなるといった最悪のトラブルは問題ありませんでした。とはいえちょっとでも心配な方は互換製品はやめておいたほうが無難です。せめて使うなら消耗品と割り切れる互換バッテリーの充電のみをおすすめします。
私はいままでカメラのバッテリーはもちろん、ノートパソコンのバッテリーなど、様々な互換バッテリーを使ってきましたが、一度だけカメラの互換バッテリーが1ヶ月ほどで使えなくなった程度で、本体に問題が起こったことはまずありません。
最近の互換バッテリーは昔より質があがったのか、不良率が下がったのか、評判を見ても悪い評価も少なくなっています。粗悪品をつかむとバッテリーの劣化が早すぎたりしますので、互換バッテリーだからこそ、メーカーや評判を見ながら選んでみてください。
中華製グッズは当たりハズレも大きく賛否両論かと思いますが、便利さと激安さで上手く付き合うことができれば心強いですね!
愛用している互換バッテリーは、互換バッテリー老舗のROWAさん製。なんだかんだ5、6年はお世話になっています。