『Nikon 1 S2』レビュー その1 [開封・ファーストインプレッション編]
サブカメラの『Nikon 1 V1』の稼働率がなんだかんだ高いこのごろですが。
サブのサブカメラが欲しいなとNikon 1シリーズをいろいろ揃えて選定していきたいと思います。今回は自分の中でサブのサブ大本命『Nikon 1 S2』をレビューしていきます。
V3、J4と同様に EXPEED 4A を搭載していますが、V2、J3 と同じ1,440万画素と画素数を抑えています。
最新のエンジンを搭載しつつ画素数を抑えることで、画質に有利になる可能性が高く、AFシステムなどは上位と同じため FT1 を使用した望遠撮影などにも有利に働くのではないかと考えているためです。
デジカメWatchですら記事にならず。カメラブログでもさっぱりフォーカスの当たらない Nikon 1 S2 。魅力を含めていろいろ紹介していきます!
『Nikon 1 S2』の外観をチェックする
回転してみる
左右にドラッグすると写真がくるくるします。
正面
ラウンドのある愛嬌のある外観。シームレスなボディはあまりチープさを感じません。
背面
非常にシンプルな構成です。
シンプルすぎて、操作性は若干難がありますが代を重ねて良くなっていると思います。
上面
最低限のボタン構成。ストロボが搭載されています。
底面
スロットはmicroSDカード。三脚穴はしっかり光軸上に装備されています。
ストロボ
S2にもストロボが搭載されています。これは嬉しいです。
ストロボをぱかっとな。メカ感がいいですね。
指で無理やり上に向かせることが可能です。GNは5。バウンスもできますが、ちょっと厳しい光量です。
インターフェイス
HDMIとmicroUSB端子。
1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM
キットの 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6 PD-ZOOM を乗っけてみる。
ボディの質感がマットで、レンズが光沢なのでミスマッチ感が否めないです。優秀なレンズではありますが…。
1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6
こっちの手振れなし標準ズーム 1 NIKKOR 11-27.5mm f/3.5-5.6 はしっくりきます。
大きさを比較する
Nikon 1 J4 と比較する
Nikon 1 J4 並べてみます。大きさは S2 の方が若干大きいです。
J4 は全体的に角ばったデザインです。S2 は丸みを帯びたデザインになっています。
上のモデルは、世代を重ねるごとにちがうデザインになっているので、面白いのですがテイストは統一したらいいのになと思います。
Nikon 1 V1 と比較する
登山でぼろぼろになった Nikon 1 V1 と比較。V1 貫禄の大きさですね。
こうみると質感は V1 に近いです。
厚さは1.5倍近く違いますね。下位モデルは非常に薄いです。
今回のまとめ
コアな人気しかない Nikon 1 シリーズのさらに人気のない S シリーズ。触ってみてこれは以外にありだと思いました。
ボタンが少なすぎて設定を変更するのは慣れても結構大変そうですが、動作はさくさくなので個人的には許容範囲。液晶画面が46万ドットしかないのも全然問題ありません。
かわいいボディに相変わらずの連写性能。動画は上位と同じ60pに電子手振れ補正も搭載されるなど、以外に本格仕様だと思います。
これからISO感度の比較、FT1を使用したAF精度比較、動画の画質比較などをやっていければと思います。
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