関東地方も梅雨入りです。今年は雨のあじさいが撮りたいなと高幡不動尊へ訪れようと考えていた土曜日、まさかの快晴で季節外れの圧倒的な夏日となりました。そんな天気のいい高幡不動尊で山内八十八ヶ所めぐりをしながらあじさいを撮ってきました。
前回訪れたのは2年程前。平日のお昼頃に訪れていたと思います。平日なので人も少なくゆっくり回れた記憶があります。
この日は日差しも強く、早くも夏が来たんだなと感じさせてくれるお天気です。
高幡不動尊では6月のこの時期に「あじさいまつり」が行われています。この日は10時頃に現地につきましたが、すでにあじさい見物の方々がたくさんみえていました。写真コンクールも行われている影響か高幡不動尊ではカメラマンの数が非常に多めな印象です。
境内をうろうろしながらぱしゃり。
あじさいだけなら「山あじさい園」の周りだけでも十分楽しめますが、境内の裏手は山になっておりやまあじさいが群生しています。整備されたあじさいスポットとはまた違ったあじさいが楽しめます。
ちょっとした山道を進みます。写真を撮りながら周ると1〜2時間は平気でかかるでしょうか。木々に日光が遮られますが歩きやすい靴と水分は忘れずに。広大な敷地のそこかしこにあじさいが群生しているのでひたすら足で稼ぐスポットです。
階段はしっかりと整備されているので安心です。基本的に道幅は広いですがあじさいに夢中になりすぎると危ないので足元はしっかり確認しましょう。とはいえ上りと行っても頂上まではゆるーい登りを登った後に軽い階段があるだけです。
展望台からの眺めです。時折吹く風がとても気持ちいいです。
裏手の山は「高幡山」とも呼ばれ「四国八十八ケ所めぐり」を模した「山内八十八箇所めぐり」を行なうことができます。2年前は中途半端に終わっていたのでせっかくなのでめぐってみるとします。
広場で休憩です。こういったシーンにあじさいが全然絡んでいないのが爪の甘いところですね。
地図を片手にめぐる人もいました。基本的に道順が書いているのでそこまで迷わないと思います。お地蔵さんにはちょっとした高幡不動尊クイズが出題されているものもあるので、全て解いていけば晴れて高幡不動尊マスターです。
こんなお地蔵様が境内から山道の至る所に八十八ヶ所置かれています。時折木々が拓けた場所があり、そこからの眺望がとても気持ち良かったです。あじさいなら雨の日だ!と思いましたが、雨だとここまで歩くのはさすがにしんどいので晴れで良かったと思うポイント。
ちょっとすいませんと言いつつ折り鶴を撮らせてもらいました。
一房だけがどーん、となっているあじさいが撮りたかったのですが、なかなかこれってものがみつかりません。
枯れ始めのガクアジサイ。雨がふって入ればローキーな写真も映えたと思いますが難しいですね。
高幡不動尊のヤマアジサイは種類なのか名前が付けられているのかわかりませんが、その中でも特に気になったのがこの「よさこい踊り」。四国八十八ヶ所の高知県から名付けられたと思いますがネーミングが秀逸です。
ぱっと見ても色とりどりの多様なあじさいです。
五重の塔とあじさいが収まるエリアは、周辺でもあじさいの密度が高く、人の密度も比例して濃くなっている人気の場所です。高幡不動尊の境内に入って左手「山あじさい園」の奥の場所なので忘れずに見ておきましょう。居座る人もいるのでチャンスがあればパシャッと先に撮っておくといいでしょう。
この日のカスタム設定はPRO Neg. Stdをガリッとカスタムした設定を試してみました。いままで撮影してきた中でも1番好みに近い色かもしれません。
といった感じで晴れの高幡不動尊を撮影してきました。本当は雨のしっとりとしたあじさいを撮りたかったのですがまたの楽しみに。晴れたら山内八十八ヶ所めぐりがのんびり楽しめるのでどちらの予定も立てやすい場所ですね。
スポット情報
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