パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 実写レビュー。ボケは十分、何を撮っても画になるおすすめ単焦点レンズ!

今回は「パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4」でかんたんに実写レビューを行っていきたいと思います!撮ってきたのは近くの公園、京都、上野、横須賀と持っていきました!
写真はLightroomにRAWファイルを取り込み、色味を若干修正した程度でほぼそのまま書き出しています。
それでは見ていきましょう!
パナソニック LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 の描写を見てみる

何気なく撮った開放の写真ですが、絶妙な周辺減光でいい雰囲気が出ています。


落ち着いた色合いがすてきですね。

開放で撮ってもピント面はシャープ。後ボケもうるさくならないなだらかなボケ、いい立体感です。





逆光でもゴーストは目立たずしっかりコントラストを保っています。こういうのをヌケがいいというのでしょうか?

前後のボケは何ともいえない味のあるボケ。


盛大に玉ボケを出してみました。

緻密な描写で解像感もばっちりです。

陰影の描写もなんのその。露出をアンダーにして撮ったときこそレンズの良さが出るのかなと思います。



最短撮影距離は0.3m。最大撮影倍率は0.11倍(35mm判換算:0.22倍)。卓上で使うに若干窮屈です。





書いててお腹が空いてきました。

左下の鉢巻など、明暗差の大きい場所にはパープルフリンジが出やすいですので注意です。
AFはあまり早くありません。動きのある被写体は気を付けたいところです。

ボケにくいマイクロフォーサーズですが、これくらい明るいレンズだと中間距離での立体感もでてきますね。



開放でのピントはシビアですが、ピントリングの感触がとてもいいのでピントを合わせるのが楽しくなってきます。



しっとりと言っていいのか艶感がとても生々しいです。



25mm(35mm換算50mm)の焦点距離は、標準といっても感覚的に若干画角が狭いと感じます。
逆に、ちょっとシーンを切りとりたいなといった時に絶妙な焦点距離。なんだかんだ一番使用頻度が高いですね。

このちょうどいい圧縮感が好きです。





使ったみた感想
自分の腕が上がったと錯覚する、ボカしてよし絞ってよし。開放からシャープで、しっとりとした落ち着いた描写は何を撮っても画にしてくれる魔法のレンズです。
35mm換算50mmは若干画角が狭いため、ちょっと狭い場所では万能とは言いにくいですが、外でのスナップ写真にはうってつけです。明暗差の大きい場所ではパープルフリンジが出やすいですが、使いこなせばこれ以上ない相棒になるかと思います!
マイクロフォーサーズを使っていて、単焦点レンズが好きな方は是非一度は使ってみて欲しいおすすめのレンズです!