ニコン『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II』レビュー。沈胴式の外観チェック。 レンズレビューその1 [実機レビュー]
そろそろ実機レビューを本格的に行っていこうと、今回は初ということでニコンの新沈胴式標準ズーム『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 』の実機レビューを行っていきたいと思います。
ニコンのDXフォーマット18-55mmのキット標準ズームとしては、2005年10月発売の『AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED』、2006年12月発売の『AF-S DX Zoom-Nikkor 18-55mm f/3.5-5.6G ED II』、2008年2月発売の『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR』に継ぎ四代目。約6年振りにリニューアルとなりました。
これから以下の内容でレビューを行っていきたいと思いますので、お付き合いいただければ幸いです。各記事を更新後下記のリストにリンクも貼って行きます。
まずは『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 』の外観をチェック!
レンズを繰り出してみる
レンズを収納した状態です。
左側のぽっちを押して、レンズを18mmまで出してみます。この状態が一番長いです。
レンズを55mmまでいっぱいに伸ばした状態です。
レンズを35mmに。ここが撮影可能な状態での最少です。
レンズを回してみる
レンズ名が書いてある銅鏡の銘板。チープさは全く感じません。
下部のマウント位置を合わせるポイントがぽっちになっています。暗くても安心です。
手振れ補正(VR)の切り替えスイッチ、フォーカスモードの切り替えスイッチです。焦点距離の上のぽっちでレンズを繰り出します。収納状態ではピントリングが隠れています。
メイドインタイ。シリアルナンバーです。隠してみましたがどうなんでしょうか?
レンズ正面です。フィルター径は52mmで変更はありません。
プラスチックマウントです。軽量・安価であれば十分です。Nikon 1のプラスチックマウントをがしがし入れ替えてますが問題が出たことはないです。
旧レンズ、その他のレンズと大きさを比較してみる。
- 左 : AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- 中 : AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
- 右 : AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
左が旧レンズ。右がDX用40mmマクロレンズです。非常にコンパクトです。
- 左 : AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
- 右 : AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
一番太い箇所で約7mmコンパクトになっています。もっさりとした形からすっきりスタイリッシュになりました。最短撮影距離が書いてあるのも特長です。
- 左 : 1 NIKKOR VR 10-30mm f/3.5-5.6
- 右 : AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II
Nikon 1 の標準ズームとも比較してみました。さすがに小さいです。
角度を変えてみてみる
ボディにつけてみる
D3300じゃなく、D3200に装着してみました。ものすごくバランスが良くなりました!小さくてかわいいです。これこそカラーバリエーションがあれば女子受けしそうなイメージです。
にょきっと。レンズを繰り出してもバランスがいいです。レンズ一体型の望遠コンデジのような一体感です。
逆から。
横から。
D90にもつけてみました。
なかなかいい感じです。花形フードが欲しいところです。
いかがでしたでしょうか?ニコンのデジタル時代に培ってきた光学技術と、ミラーレスで展開したコンパクト技術を集結させた『AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR II 』。デザインもスタイリッシュになりより精練されてきました。
次は実際に使ってみての感想や、ぼけ、収差、手振れ、旧レンズ比較、などなどの実機レビューを複数回に分けていければと思います。