パナソニックのカメラ(GX-7)でマウントアダプターを使ってオールドレンズを使った撮影をする時の便利な設定方法
今回は “Panasonic LUMIX DMC-GX7” でマウントアダプタを使ったときのMF撮影の設定をしていきたいと思います。
“GX7″には、ピントが合った箇所の強調するピーキング機能や、ピントを追い込む場合に便利な画面拡大機能など、MF時に使える機能が揃っています。今回は各機能を設定していきたいと思います。
Panasonic LUMIX DMC-GX7 でマウントアダプタ用の設定をする
レンズ無しレリーズを”ON”にする
電子接点がないレンズやマウントアダプタをボディにつけると、初期設定ではシャッターを切ることができません。
まずは『レンズ無しレリーズ』を “ON” にしましょう。
ピーキングを”ON”にする
ピーキングは、MF時に効果を発揮する機能です。
ピーキング機能を”ON”にすると、ピントが合った部分が指定の色で強調して表示されます。どこにピントが合っているか分かり、ピント位置の目安となります。あるのとないのでは大違い。職人以外はONにしましょう。
検出レベルと表示色が変更できます。検出レベルは”高”でも出にくい場合があるので”高”でいいかと思います。表示色はお好みで。
レンズを装着して焦点距離を設定する
装着したレンズの”焦点距離”を設定します。
電子接点のないレンズや、マウントアダプタを装着すると焦点距離の設定が出てきます。そのままでよければ『はい』、変更する場合は『いいえ』を選択します。
焦点距離設定は、35mm換算ではなくレンズそのままの焦点距離を入力します。
今回装着するレンズは “Nikon Ai Micro-Nikkor 55mm f/2.8S” なので55mmを選択します。
MFアシストを変更する
“MFアシスト”を設定します。
レンズマークは、電子接点があるレンズの場合にピントリングを回すと自動的に拡大されます。
設定は上から、
- 1. 電子接点のあるレンズを装着した場合にピントリングを回すと自動的に拡大。電子接点のないレンズや、マウントアダプタを装着した場合に、メニューの左『オートフォーカスモード』のボタンを押すことで画面を拡大
- 2. 電子接点のあるレンズを装着した場合にピントリングを回すと自動的に拡大
- 3. 電子接点のないレンズや、マウントアダプタを装着した場合に、メニューの左『オートフォーカスモード』のボタンを押すことで画面を拡大
- 4. 拡大なし
ちょっと分かりにくいかと思いますがこんな感じです。
個人的に電子接点があるレンズの場合は拡大が必要ないので、今回は下から二つ目で設定します。
マウントアダプタを装着した場合に、ピーキングが有効になっているためピントが合っている場所が青くなっています。
拡大したい場合は赤丸のボタン『オートフォーカスモード』のボタンを押します。
一部の場所が拡大されました。赤丸の箇所をタッチするとさらに拡大します。
三脚を使ってピントを追い込む時に非常に便利ですね!
ピント拡大の設定は、電子接点のあるレンズとないもので動きが変わるので一度確認しておくとよいかと思います。
これでMFでも快適に撮影できると思います!設定が大分分かりにくいですが、使える機能は徹底的に使いましょう!
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