柔らかい描写とボケが魅力「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」で滋賀に旅行に行ってきました
先日に行った滋賀旅行に『M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8』を持っていきました。
まずはこのレンズを使ってみての感想となりますが、色もボケも素直で柔らかいなと感じました。
開放での撮影はシャープ過ぎず、色もこってりし過ぎず。しかし光の明暗などををしっかり捉えるので、撮影者の意図をしっかり反映できるレンズだと思います。
ボケに関しては柔らかくなだらかなボケは非常に気持ちよいです。逆光ではフレアやゴーストがそれなり発生しますが、それがまた面白いです。
今回使った機材
- Panasonic LUMIX GH3
- M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
アップした写真はすべて、Lightroom でRAW現像しておりますが、レンズのチェックのため、露出と若干好みの色に変更しておりますが、レンズの歪み、周辺減光、フリンジなどなど、は修正していません。
それでは、拙い作例ではありますがご覧いただければと思います。
多賀大社
紅葉を前ボケに入れてみました。とろけるボケがとてもきれいです。
真正面から撮影。オリンパスレンズですが、パナソニックのカメラでも歪みを自動補正します。歪みをまったく感じませんね。
陰影を捉え、その場の情景をしっかり描写しています。
ちょっと引けば広角気味に撮れるのが17mm(35mm換算34mm)のいいところだと思います。これ一本あれば便利に撮れますね。
彦根城
竹生島
このレンズの好きなところはこのフレア。強烈な光を浴びるとやさしいフレアが包みます。最近のニコンのレンズやシグマのレンズはフレアがキレイに出ない(いい意味でフレアが出ない)ので味気ない場合が多々あります。
明暗差をくっきり描いてくれました。メリハリのある描写も得意です。
海面の強烈な光の反射もしっかり描いてくれます。
近江八幡
開放気味に調子よく撮影していたら、細い木の枝にパープルフリンジが発生してしまいました。
こういう被写体の場合、マイクロフォーサーズですががっつり絞ったほうがよさそうです。
決してシャープな描写ではないですが、柔らかさの味のある描写だと思いました。なかなか人物を撮る機会はないですが、ポートレートなどでも活躍しそうなレンズです。
レンズをどれか一本だけで出かけたい場合には、風景もそれなりに撮れる17mm(35mm換算34mm)は非常に便利な画角ですね!特にささっと構えてささっと撮りたい、スナップ好きにはぴったりのレンズだと思います。
距離目盛を表示することもできるので、自分の中で好きな距離を決めてテーマを絞って撮影するのもまた面白いんじゃないかと思います!