初マクロレンズにおすすめ!とろけるボケに開放からばっちり使える 「AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G」実写サンプル。 – レンズレビューその2
『AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G』を使用して撮影してきました。
定評あるニコンのマクロレンズはDXフォーマットでも大人気です。それを裏付ける描写として、ピントが合っている部分はシャープで前後はとろけるボケ。開放から周辺でもしっかり解像し、収差がほとんど見られない素晴らしい描写となっています。
40mm(35mm換算60mm)の標準域の焦点距離はマクロ撮影以外でも、スナップやポートレートでも使いやすいレンズです。
今回使った機材
- D90
- AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G
アップした写真はすべてLightroomのRAW現像です。
露出と若干好みの色に変更しておりますが、コントラストや、シャープ、レンズの歪み、周辺減光、フリンジなどなど、レンズの性能チェックのためほぼ修正していません。
他にもレビュー記事がありますので合わせてご覧頂ければ幸いです。
拙い作例ですがご覧いただければ幸いです。
ピント面から、なだらかなボケが心地よいです。
隅々まで収差なく解像するので、外側に被写体を置く構図も得意です。
玉ボケもとてもキレイです。
反射がきつい水面もしっかり写します。
なだらかでとけるようなボケなので、細かい背景もうるさくなく被写体を際立たせます。
マクロチェック。
マクロ撮影は普段まったくしないので、体勢と周りの目がきついです。
素敵なマクロ写真を撮る方の格好はすごいんだなと思いました。
ピントが難しすぎます。
今回のお気に入りです。ちょっとぼかしすぎた気もします。
UFOを撮影しました。60mmの画角は人間の目に近いので使いやすいですね。
レンズの歪みはほとんど感じません。
色ノリもいいので、お花を撮るのが楽しいです。
すみのすみまでしっかり描きます。
めしべの先にピントを合わせてみました。
曇りのどんよりとした空気感もいい感じです。
お台場のKUA`AINA。
しばらくぶりに行きましたが、喫煙席が増えて残念な場所になっていました…。
手持ちのf/2.8では手振れ補正がないので夜は厳しいです。
ISO感度が弱いカメラでは厳しいですね。
玉ボケの美しさで、電飾を撮影すると非常にキレイです。
左側と右側の電灯にちょっと色収差が出てしまいました。
電灯の飽和は、ダイナミックレンジに余裕のあるカメラだと結果も違うと思います。
いかがでしたでしょうか?
とろけるようなボケと、開放から一切の妥協のない写り。軽量でコンパクトなのでDXフォーマットのユーザーであれば間違いなく持っていたいレンズです。価格.comでは25,000円台と一時期よりは若干値段が上がってきました。それだけ値崩れしないものなので、フルサイズに移行しようと思っているユーザーでも安心して購入できるレンズだと思います。
40mm(35mm換算60mm)と普段使いに最適な焦点距離なので、初めてのマクロレンズ、マクロもスナップもポートレートも撮影したいといった方におすすめです!