Dahon Boardwalk D7のメンテナンス、交換パーツやキャリアなどのカスタム履歴メモ
2018年に購入した折りたたみ自転車の Dahon Boardwalk D7。購入してしばらくはカスタムを試していましたが、途中で満足してしまったのでそのまま乗っていました。しかしこのコロナ禍で再び自転車熱が上がってきたので、考えていたけど先送りにしていたカスタムをそろそろやっていきたいと思います。
今回はいままでのカスタム履歴の記録と、これからの予定をメモがてらに残してみたいと思います。
Dahon boardwalk 7のカスタム履歴
左が初期、右が2021年現在です。最後のカスタムはリアキャリアで、それからしばらくこのスタイルです。
デフォルトのパーツを最低限に変更しつつ、荷物の積載を増やしつつ、ペダルを回しやすくする改良をしています。まとめると結構な部分のパーツを交換、追加しているので表にしてみました。
変更したパーツ | 標準パーツ | 差分 | 現在 | メモ | |||
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パーツ | 重量 | 重量 | |||||
サドル | GIZA PRODUCTS | SDL21402 ブラウン | 315g | 343g | -28g | ○ | |
シートポスト | litepro | litepro 33.9 | 400g | 560g | -160g | X | Aliexpressで購入 軽量化 軽くなるがポストが固くて突き上げが大きく、乗り心地が悪いので戻しました。 |
ハンドル | ニットー | B263AA 420mm | 235g | 266g | -31g | X | 軽くなるからと幅の狭いハンドルは走行時の安定性が非常に悪いと気づきました。 |
ニットー | B261AA 480mm | 338g | +54g | ○ | これでも少し狭いかも。肩幅よりちょっと広いくらいが自然。 | ||
スタンド | GIZA PRODUCTS | アジャスタブル ダブル レッグ センタースタンド CL-KA56 | 560g | 156g | +404g | ○ | フロントキャリアにカメラやパソコンなどを載せるので安定性重視。 本音を言えばもう少し軽くしたい…。 |
タイヤ | Panaracer | Minits Tough 20×1.25 | 480g (240gx2) |
940g | -560g | × | 軽量化+タイヤが細い。 最初は気持ちいいが、側溝とか気をつけなければいけないのでもう少し太いタイヤがおすすめ。 3年パンクなし |
SCHWALBE | マラソンレーサー 20×1.50 | 710g (355gx2) |
-230g | ○ | デフォルトのタイヤと同じ太さ。 耐パンク性能、6barに対応しているのが転がり○。抜群の安定感。 |
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タイヤチューブ | Panaracer | サイクルチューブ H/E 20×1.0~1.25 仏 | 134g (67gx2) |
260g | -126g | × | ミニッツタフ用 軽量化+空気圧の管理をしたいので 3年パンクなし |
Panaracer | サイクルチューブ H/E 20×1.50~1.75 仏 | 314g (157gx2) |
+54g | × | マラソンレーサー用 ちょっと重すぎました…。 |
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SCHWALBE | 20×1.10/1.50 6SV | 204g (102gx2) |
-56g | ○ | マラソンレーサー用 | ||
クランク+チェーンリング | Aliexpress | 謎の軽量クランク | 385g | 746g | -219g | ○ | Aliexpressで購入 軽量化 |
Litepro | チェーンリング 53T | 132g | ○ | Aliexpressで購入 軽量化+チェーンリングを大口径化して速度アップ。リングガード付きが○ |
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ペダル | MKS(三ヶ島) | ペダル エフディーセブン FD-7 | 487g | 497g | -10g | ○ | デフォルトのプラスチック製より格段に漕ぎやすい。金属なので足をぶつけるととても痛い。輪行するための折りたたみペダル |
ボトムブラケット | タンゲ | テクノグライド LN-7922 118mm | 244g | 301g | -57g | ○ | 軽量化+ペダルが回る回る |
小計 | -455g | パーツの換装などで約455gの軽量化 | |||||
フロントラック | RIXEN&KAUL | ヴァリオラック KF873 | 450g | – | +450g | ○ | 自転車の前に鞄を固定するために導入 |
TERN | LUGGAGE TRUSS 2.0 | 195g | – | +195g | ○ | ヴァリオラック KF873 を取り付けるためのオプション。姉妹メーカーのTERN製 | |
リアキャリア | Racktime | Foldit Fix Carrier 20innch | 652g | – | +652g | ○ | ラックタイムのリアキャリア |
Racktime | Racktime Bindit Strap | 65g | – | +65g | ○ | 専用のゴムバンド | |
ミラー | Zefal | SPY バックミラー | 27g | – | +27g | ○ | 後ろの確認に。振り返らなくていいので安定 |
サドルバッグ | オーストリッチ | サドルバッグ SP-305 | 75g | – | +75g | ○ | パンク対策グッズに |
輪行袋 | オーストリッチ | ちび輪バッグ 折りたたみ自転車用 | 390g | – | +390g | ○ | 輪行に必須 |
合計 | +1395g | 追加のパーツで合わせると約1395gのプラス。 |
試さないと分からないことが多く、出戻りのパーツがあったりと紆余曲折ありました。軽量化を目指そうとした時期もありましたが、現在は落ち着いています。
Dahon Boardwalk D7 はクロモリフレームの柔らかな乗り心地や、折りたためばどこにでも持っていけるスタイルがとても気に入っています。サドルやペダルなどの小さなカスタムでも、とても愛着の湧く自転車になってくれるのでとてもおすすめです。
この折りたたみ感がとても好きです。輪行バックに入れれば電車で持ち運べますし、車の荷台に乗せて観光地を走るのも楽しいです。
これだけカスタムをすると、荷物をそれなりにのっけた状態でも、多摩川のサイクリングロードを30km前後は普通に走れるようになりました。一番長く走ってその倍くらいです。自転車というより肉体的(特にお尻)に痛みがくるので自転車用のパンツが欲しくなります。私の場合はカメラやパソコンを載せるためにフロントラックを、その他のアウトドアグッズを載せるためにリアキャリアを取り付けています。
毎年カラーなどのマイナーチェンジが加えられる Dahon Boardwalk D7 ですが、最新バージョンはバッジや泥除けがついていたり、補強のワイヤーが追加されています。代理店はアキボウさん。
Dahon Boardwalk D8というのもありますが、これはギアが8速仕様のものです。エンブレムが革製になっていたりと細かな仕様が違います。こちらの代理店は武田産業さん。
Dahonは代理店が2つあり、昔から取り扱っていて日本向けのモデルとして発売してることが多いアキボウさん。向こうの仕様そのままに販売している DAHON INTERNATIONAL(武田産業)のものがあります。基本的に自転車屋さんで購入できるものがアキボウモデル、量販店で購入できるものがDAHON INTERNATIONAモデルのようですね。
Dahon boardwalk D7のメンテナンスメモ
そのままのパーツ、ちょいたしパーツでできるメンテナンス
空気圧管理
快適に自転車に乗るためには、まずはタイヤの空気圧管理を行うのが第一歩だと思います。タイヤの空気圧は、タイヤの転がり、乗り心地などに影響し、入れすぎや入れなさすぎによるパンク対策にも繋がります。
Dahon boardwalk D7 はデフォルトでは英式バルブと呼ばれる、日本で一般的なバルブが採用されていますが、これだと空気圧の管理ができません。こちらのエアチェックアダプターを取り付けることで英式のバルブから米式のバルブに変換することができ、これで空気圧のチェックができるようになります。
後は空気圧ゲージがついた空気入れ(フロアポンプ)を使ってタイヤに空気を入れましょう。タイヤによって入れていい空気圧の範囲が定められているので確認しましょう。
入れた空気によって硬め、柔らかめが変わってくるので、何回か試して自分好みの空気圧を見つけるといいと思います。ミニベロは特に空気が抜けやすいようなので、最初は比較的頻繁にチェックして確認すると感覚が分かってくると思います。
チェーンオイル : MOTUL C3 Chain Lube Off Road
地味に効果があるのがチェーンオイルの変更です。
私はおすすめされるままに「MOTUL C3 Chain Lube Off Road」に変更しました。オフロード用のチェーンオイルですが、汚れがつきにくく、長持ちしつつ、ペダルが軽くなります。あまりこまめにメンテナンスをしなくても調子がいいので私にぴったりのオイルです。
初心者メモ
オイルはチェーンだけに吹きつけて、スプロケット(後ろのギア)はギアを変えながらチェーンを回転させてそのオイルを浸透させれば十分です。浸透させた後はチェーンの外側をしっかり拭き取ります。
リアディレーラーの調整
デフォルトだとシフトチェンジが固かったり、特定のギアでカタカタ音が鳴ったり、ディレーラーの動きがとてもぎこちないです。これを調整することでシフトチェンジがスパスパ決まるようになるので軽快で気持ちよく走れるようになります。お金もかからずおすすめの調整です。
初心者メモ
逆さまやスタンドに乗せて切り替える状態と、実際に道路で切り替える感触が違う。
ホイールの振れ取り
回転しているタイヤをよく見ると、ホイールが左右に歪んでいると思います。長く乗っていると必ず起こる症状で、放っておくとホイールがどんどん歪んでいきます。最悪普通に走っていてもホイールがブレーキシューに当たるぐらい歪んだり、スポークが折れるといった故障に繋がります。精神衛生上良くないので調整をした方がいいでしょう。原因としてはホイールのスポーク(ホイールから中心に繋がる細い線)が緩んできていることに起因します。
工具もいろいろでているので自分で調整することもできますが、全国に展開している「サイクルベースあさひ」でもメンテナンスしてくれます。ホイールを外して持っていけば1000円でやってくれるので活用しましょう。
ホイールのフロントハブの玉当たり調整
Dahon boardwalk D7 のデフォルトのホイールはあまり状態が良くありません(私のダホンの場合)。地面に接地しない状態でホイールを回してみると分かりますが、回すとゴリゴリとした引っかかりのような感じがあり、思いっきり回してもすぐに回転が止まってしまいます。そんな時に行う調整がフロントハブの「玉当たり調整」です。
「玉当たり調整」は、ホイールの軸を分解してグリスを塗り直して締め直す調整を行う作業です。うまくできればそれだけでホイールが長時間回るようになり、同じホイールとは思えないレベルに回転するようになります。こういった細かい調整を行うと、初期状態とは比べものにならない快適さを手に入れることができますね。
ホイールを替えたほうが手軽に軽量化+走行性能を上げることができますが、最初についていた鉄下駄ホイールでも意外とがんばれました。
初心者メモ
頑張ればすごく回転するようになる。締める際に緩いかゴリゴリなら絶対にゴリゴリなので、少しだけゴリゴリする所で終える。
Dahon boardwalk 7のカスタムメモ
走りを快適に、ペダルを回しやすくするカスタム
ハンドル交換 : B261AA 480mm
ある程度長い距離を走行する場合や、坂道、向かい風対策のために、ポジションを変更しやすい 日東のブルホーンタイプのハンドルバー B261AA 480mm に変更しました。
時々現れる激坂や、サイクリングロードなどで向かい風に出くわした時などフラットハンドルだともろに風を受けてしまうのでその対策です。長時間自転車を漕ぐ時もポジションを変更できると疲れにくくなります。折りたたみ自転車なので心配でしたが、ハンドルのロックを緩めて調整するばこのハンドルバーでも折りたたみが可能でした。
これの前に幅420mmのハンドルバーを使いましたが、高速走行時に不安定になるのですぐにやめてしまいました。ハンドルバーは幅が広い方が安定しますね。
タイヤ交換その1 : Panaracer Minits Tough 8H20125-MNT-D3 20×1.25
タイヤ交換は走りの違いをダイレクトに感じることができるパーツです。最初についているタイヤは重いのでお手軽に軽量化ができたりもします。最初に私が交換したのは「Panaracer Minits Tough 20×1.25」です。タイヤチューブも合わせて約700gの軽量化になりました。
1.25インチの細いタイヤで漕ぎ出しがとても軽く、転がり抵抗やグリップも良好、アルファルトの上がとても走りやすくなります(オフロードは絶望)。空気圧が7barまで入るので乗り心地はカチカチでしょうか。私はちょっと緩めで乗っていました。
きれいな舗装の道を走る分にはとてもいいタイヤですが、やっぱりタイヤが細いので、側溝などの溝や、ひび割れ、段差などを特に注意しないといけなく、小石を踏むと左右にはじけて飛んでいくので人がすれ違い場所や路面によって神経質になりがちです。
3年近く走ってきてパンクは一度もありませんでした。流石の耐久モデルだと思います。もっと軽いタイヤがいいのであれば、同じパナレーサーの「ミニッツライト」か、バランスの良さそうなシュワルベの1.35インチの「コジャック」も選択肢に上がりますね。
ホイールにタイヤをはめこむ際、あまりに固すぎて2本のタイヤチューブの穴を空け、何本かのタイヤレバーを曲げました。おかげでタイヤをはめ込むコツを掴んでタイヤ交換のテクニックが上達しました。この組み合わせで慣れればどんなタイヤ交換も行ける気がします。
タイヤ交換その2 : SCHWALBE マラソンレーサー 20×1.50
引っ越した先がきれいな舗装ばかりではなく、1.25インチのタイヤだと路面に対して神経質になってしまったため兼ねてより候補にあった SCHWALBE マラソンレーサー 20×1.50 に交換しました。
デフォルトのタイヤと同じ太さですが、空気圧が 6bar まで対応しています。私は4.5bar程度を上限に入れています。転がりが良く、2本で約710gなのと多少軽量、安定感も抜群で変更して大満足の結果になりました。ミニッツタフと比べてしまうと重さが目立ち、坂道もギア1枚程重くなりましたが、高速走行時はとても安定しています。なによりタイヤが太くなったおかげで段差や溝への警戒が薄くなり、精神的に楽なのが素晴らしいです。
どちらかといえばこちらから先に試すのがいいかも知れません。ロングライドから日常使いにとてもいいタイヤだと思います!
タイヤ交換その3 : SCHWALBE コジャック 20×1.35 フォールディングタイヤ(※追記 2023/8/28)
マラソンレーサーに履き替えてから2年半くらいで SCHWALBE コジャック 20×1.35 に履き替えました。
理由としては坂だらけのエリアに引っ越しをしたので、坂道対策とちょっとした軽量化です。マラソンレーサーには特に不満はなかったんですが気分転換です。
カタログスペック的には、マラソンレーサーの前後2本で 710g からコジャックの前後2本で 470g と 240g の軽量化になります。最初のKENDAからは 約470g の軽量化。最初に履き替えたミニッツタフより軽いです。今回はさらにチューブとリムテープも軽量化を意識して変更しています。
前に履いた2つのタイヤの中間よりやや細身のタイヤですが、ミニッツタフで細いタイヤはもういいかとなっていましたが、このタイヤは思った以上に細さが気になりません。また、マラソンレーサーより外径が小さくて軽量な影響か走り出しは非常に軽快、同じ坂道を比べてみましたが体感として「かなりきつい→きつい」程度に軽くなりました。ただ外径が小さいのでロングライドな巡航においては少しだけマラソンレーサーに部があると思います。
ストップアンドゴーが多い都市部や、最初のタイヤからの交換で大きく変えてみたい。といった場合はこちらのタイヤの選択肢は大いに有りです。
ペダル交換 : MKS(三ヶ島) ペダル エフディーセブン FD-7
ペダルはMKS(三ヶ島)の折りたたみペダル FD-7に変更しています。
重量はさほど変わりませんが、金属製のペダルで足の引っ掛かりがよくなり、踏み込んでも滑りにくく、とてもペダルが漕ぎやすくなります。体重をかけた時の剛性感も違うので、デフォルトのペダルで感じた柔さを感じなくなりました。
袋に入れて公共交通機関を使う「輪行」を行いたいので折りたたみのペダルを選んでいます。自転車を袋に入れる時に出っ張っていると困るのでとても便利なペダルです。
金属製で突起がついているのでスネをぶつけると激痛が走ります。
ボトムブラケット交換 : タンゲ テクノグライド LN-7922 118mm
ペダルのクランクを取り付けるボトムブラケットです。回転の摩擦が減るのか、ペダルがスルスル回るようになるのでペダルが軽くなります。交換に専用の工具が必要になってきて面倒ですが交換する価値は十分あったパーツです。
チェーンリングの大口径化
Dahon Boardwalk D7 には標準で52Tのチェーンリングが取り付けられています。52Tとはチェーンを噛むための歯の枚数です。フロントの場合はこの数値が大きくなるほどチェーンリングが大きくなり、ペダルが重く、その分高速に走行できるようになります。特にサイクリングロードを走っている時はスピードを出したくなりますね。
交換したものは小径車の軽量化ではおなじみのLiteproというメーカーのものですが、耐久性がいまいちなようで少しだけ歪んでいます(一度、底をぶつけた影響かも?)。
自転車に荷物載せるため
スタンド : GIZA PRODUCTS アジャスタブル ダブルレッグセンタースタンド
自転車を止めた際の安定感を重視してセンタースタンドに変更しています。片足のスタンドと比べて約404gも重たくなってしまいました。
私は自転車に荷物を乗せており、特にフロントラックにカメラやパソコンを載せるのでこのスタンドが必須になっています。足先のプラスチックのパーツは伸ばすことができるようになっています。
フロントラック : RIXEN&KAUL ヴァリオラック KF873 + Tern Luggage Truss 2.0
荷物を背中で背負いたくないのでフロントラックの「RIXEN&KAUL ヴァリオラック KF873」を採用してみました。
こちらはRIXEN&KAULの製品ですが、DAHONの兄弟メーカーTernから同じものが「Kanga Rack」として発売されています。KLICKfix という規格に対応したラックになります。
ストラップが上手くできており、横型でも縦型でも好きなショルダーバッグやバックパックを取り付けたり、荷物を固定することができるようになっています。目的によって自転車を置いて長時間離れるこがあり、いつも使っているカメラやパソコンが入るショルダーバッグを使いたいので私の目的にぴったりのラックでした。
耐荷重は7kgです。長時間乗るのであれば半分前後に抑えたいですね。上と下で高さを変えてロックができますが、荷物が重い時は下側のロックを使いましょう。
RIXEN&KAUL の KLICKfix を使えるようにするTernのオプションパーツです。Dahon boardwalk D7 のフロントフォークの上にあるネジ穴に固定することができます。これに先程のラックを取り付けます。これの良いところはフレームに直接取り付けるので、ハンドルを切っても荷物が左右にブレずに安定して走行できることです。
耐荷重は7kg。ラックの重量を差し引いて計算しましょう。KLICKfixの取り出しボタンに鍵がついているのでラックが盗まれる心配も少ないと思います。
Tern製のものがなんでDAHONの自転車に着くの?となると思いますが、DAHONの創業者の息子が立ち上げたのがTernになり、同じような規格で作られているものが多いので共通で使えるパーツがあります。
最初は憧れでこちらのラックをむりやり取り付けてみましたが、重い荷物を載せた状態でハンドルを左右に降ると非常に不安定になってしまい、自転車を止めた際も重たさでハンドルががくんと曲がり、自転車が倒れてしまったのですぐにやめてしまいました。使い方の問題もあると思いますが小径車につけるものではないですね…。
純正だとリアキャリアと同じ名前の TRAVELER RACK 20 というのがあります。パニアバッグも取り付けられるのでこれにしようかと悩みましたが、パニアバッグはショルダーバッグの変わりにはならないので私の用途にはあわないのと、前述の不安定さが若干トラウマで諦めました。軽量な荷物だけで大丈夫ならとても似合うラックだと思います。
リアキャリア : Racktime Foldit Fix Carrier 20′
Racktimeの小径車用の汎用リアキャリア Racktime Foldit Fix Carrier 20′ です。耐荷重25㎏でがっしりです。取り付ける際に金属パイプを切って長さ調整しなければいけませんが、キャリア自体の重さと耐荷重、コスパ的には最高のリアキャリアです。
同時に購入したのが Racktime Bindit Strap です。ゴムが3方向に出ているのでこれだけで荷物を止められます。ただ、しばらく荷物を点けっぱなしにしていたらゴムが伸びてきました…。
純正だと ARCLITE RACK 20、TRAVELER RACK 20 というのがあります。フロントのラックが黒だったので色を統一したくてRacktimeにしました。軽量ですが耐荷重は低いです。
その後 Tern Cargo Rack というリアキャリアがあるのを知りました。こちらは Dahon boardwalk D7 に取り付けている方がいないようなので判断ができませんでした。いずれ試してみたいラックです。
ミニベロカスタムやパッキングはこの辺りをみるとめっちゃかっこよくて触発されますね。
サドルバッグ : OSTRICH SP-305
サドルバッグは OSTRICHのSP-305 を取り付けています。もしもの時の替えのチューブや、タイヤレバー、マルチツールを入れていまて少し余裕があります。いままでパンクしたことがないですが念の為。
Dahon boardwalk D7 の場合、自転車を折りたたむ際にシートポストを一番下まで下ろしてスタンド代わりに使うので、サドルバッグの大きさ次第で邪魔になるので取り外さないといけません。このちいささのサドルバッグならポスト側のベルクロを外せますし、そのまま取り付けていてもぎりぎり大丈夫でした。
安全対策
バックミラー : Zefal SPY バックミラー
後方を確認する際に必須なバックミラーです。身体を捻って後ろを確認すると、どうにも自転車がよれてしまって危険なことがあります。視線を落とすだけで後方が確認できるようになるので、これだけで安全性がずいぶん違ってきます。取り付ける場所が難しいですがなくてはならない必須アイテムです。
リフレクター+ライト : CAT EYE REFLEX AUTO TL-LD570R
自動消灯+リフレクター機能がついている CAT EYE REFLEX AUTO です。リアキャリアをつけたらこれを取り付けたいと思っていました。こういった後方用のライトは、リフレクターがついてないことが多く、電池がなくなっていたり点け忘れていると意味がなく危険ですが、これはリフレクターがついているので電池がなくても最低限の仕事をしてくれるにくいやつです。
ベル
使うことはないですが、取り付けて置かなければいけないベルです。フレームに合うものをチョイスしたいですね。
お出かけに
輪行袋 : OSTRICH ちび輪バッグ
輪行袋にOSTRICHのちび輪バッグです。小さいのでサドルに取り付けたり鞄に入れておいたり。自転車をさっと折りたたんで電車に乗ることができます。
さっさっさっとこうなります。ショルダーとなる紐を自転車のフレームにくくりつけるので、輪行袋自体に負荷がかからなくなっています。これで電車や新幹線、対応のバスに持ち込めます。ちょっと遠出した時でもいざと言う時電車で帰れる安心感です。
16インチのものですが Dahon boardwalk D7 でも使えました。普通の袋なので自転車の重さがそのまま袋への負荷になるので耐久性が怖いのと、キャリアやラックがついて重くなってパツパツすぎた、肩掛けがしにくいので持ち運びにストレスだったので変更しました。キャリアやラックをつけないで軽量な状態であれば小型で軽い袋なのでおすすめです。
これから換装しようと思っている箇所、パーツ
- ホイール
- スプロケット
- チェーン
- リアディレーラー
- シフター
- ブレーキ
Dahon boardwalk D7 は7速の仕様になっていますが、これを8速や9速に変更しようと思うとホイールごと変えなければいけないようです。現在のギアから上と下に一つずつ欲しいなと思っているので9速にしてみようと思っています。そうするとスプロケット、チェーン、リアディレイラー、シフターと変更しなければ行けないのでドライブトレイン丸ごと。といった感じになります。
実はホイールは2年程前にすでにAliexpressで購入していたんですが、その時に配送に3ヶ月程時間がかかってしまい、前述の「玉当たり調整」の作業をしたら標準のホイールでも全然走れてしまうことが分かったのでホイールを購入しただけで熱が冷めてしまっていました。いい機会なので交換してみたいと思います。
ちょっと長くなってしまいましたが現在のカスタムについてメモしてみました。
一番走っていた時は、この自転車で週に二回ほど30km前後の走行をしており、なんだかんだ1時間30分くらい余裕で走れていました。旅行に持っていった時もその倍近く走りましたが余裕がありました。アウトドア用のグッズもコツコツ揃えているんですが、今はイスをくくりつけるくらいです。最近は河原でイスに座ってゆっくり休むのが落ち着くので、その辺りのグッズも揃えていきたいところです。