PowerShot G7 X vs RX100M3 vs RX100M2 機能比較。キヤノンとソニーの1インチセンサー高級コンデジの違いをみる

rx100m3_vs_g7x

 

キヤノンが1インチセンサーの高級コンデジ『キヤノン PowerShot G7 X』を発表し、先日はパナソニックだったりと、ようやく1インチセンサーの仲間が増えてきました。コンパクトタイプとしてのコンデジが発売されるのは、元祖1インチ高級コンデジのRX100シリーズ以来になるため、その3代目『Sony RX100M3』と比較してみたいと思います。

 

発売日が半年違う両機ですが、実売価格はコンパクトな筐体にEVFを搭載するなどしている『RX100M3』が未だ高くなっています。そこで、価格的に競合になりそうな『RX100M2』も比較に加えておきます。

 

それでは注目の機種の比較をしていきたいと思います。

 

製品名 NewPowerShot G7 X RX100M3 RX100M2
発売時の価格 \ 66,800 ¥88,000 ¥74,900
メーカー キヤノン ソニー ソニー
発売日 2014年 10月3日 2014年5月30日 2013年7月5日

 

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レンズの明るさは同じ。広角は同じ24mmから。望遠は『G7 X』が100mmまで

両機種のレンズには、キヤノン『PowerShot G7 X』は、換算24~100mmの4.2倍ズーム。ソニー『RX100M3』は、換算24~70mmの、両機種ともワイド端f/1.8-テレ端f/2.8 のレンズを搭載しています。キヤノンの方が望遠側に長いですがf/2.8におさめたのはすごいところです。

 

画質はズームに無理をしてない『RX100M3』?

基本的に倍率が高ければ高いほど、画質を上げるのは難しくなるため、一見して『RX100M3』の換算24~70mm の方が画質がいいのではないかと感じます。こればかりは撮ってみないと分からないので参考までです。下記に『RX100M3』のヨドバシさんのシューティングレポートを貼っておきます。

 

 

マクロ性能はほぼ同等?最短撮影距離は5cm

コンデジの場合は、マクロ性能も気になるところです。『G7 X』はレンズ先端より、広角側で最短5cm。望遠側で40cmとなります。『RX100M3』は広角側で最短5cm、望遠側で30cmとなります。一見『RX100M3』が寄れるように見えますが、『G7 X』の方が焦点距離が長いため倍率は同じくらいになると思います。

 

製品名 NewPowerShot G7 X RX100M3 RX100M2
レンズ 新開発キヤノンレンズ ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ ZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ
レンズ構成 9群11枚
(両面非球面レンズ1枚
片面非球面UAレンズ1枚
片面非球面レンズ1枚
UDレンズ1枚)
9群10枚
(AAレンズを3枚含む非球面レンズ9枚)
6群7枚
(AAレンズを含む非球面レンズ4枚)
開放F値 f/1.8-2.8 f/1.8-2.8 f/1.8-4.9
焦点距離 8.8-36.8mm
[35mm換算:24-100mm]
8.8-25.7mm
[35mm換算:24-70mm]
10.4-37.1mm
[35mm換算:28-100mm]
ズーム倍率 光学ズーム : 4.2倍
デジタルズーム : 8.4倍
光学ズーム : 2.9倍
デジタルズーム : 20Mサイズ 11倍 ~VGAサイズ 約44倍
光学ズーム : 3.6倍
デジタルズーム : 20Mサイズ 7.2倍 ~VGAサイズ 約54倍
撮影範囲(レンズ先端より) オート:5cm~∞(W)
40cm~∞(T)
マクロ:5cm~50cm(W)
おまかせオート:
AF約5cm-∞(W)
30cm-∞(T)
プログラムオート:
AF約5cm-∞(W)
30cm-∞(T)
おまかせオート:
AF約5cm-∞(W)
約55cm-∞(T)
プログラムオート:
AF約5cm-∞(W)
約55cm-∞(T)

 

 

画素数は約2000万画素、常用ISOは同等。RX100M3は内蔵NDフィルターなど日中での撮影に有利

両機種とも、撮像素子に1インチ裏面照射型CMOSセンサーを搭載し、最新の画像処理エンジン、有効約2,000万画素、常用ISO感度125~12800と基本スペックはほぼ同等です。

 

RX100M3は拡張感度80、3段分のNDフィルターを搭載

『RX100M3』は拡張感度が80まで対応するのと、3段分減感できるNDフィルターを搭載しているので日中での開放付近で撮影や、滝などのスローシャッターを用いての撮影に分があります。

 

製品名 NewPowerShot G7 X RX100M3 RX100M2
画像処理エンジン DIGIC 6 BIONZ X BIONZ
画素数 有効約2020万画素 有効約2010万画素 有効約2020万画素
映像素子:サイズ 1.0型 約2090万画素高感度CMOSセンサー(裏面照射型) 1.0型 約2090万画素 Exmor R CMOSセンサー(裏面照射型) 1.0型 約2090万画素 Exmor R CMOSセンサー(裏面照射型)
ISO感度 ISO 125~12800 ISO 125~12800
[オート : ISO 125~12800]
[拡張 : 80~25600(マルチショットNR)]
ISO 160~12800
[オート : ISO 160~12800]
[拡張 : 100~25600(マルチショットNR)]
NDフィルター 3段相当
連写性能 2.5 2.5
シャッタースピード 1~1/2000秒(オート)
15~1/2000秒(絞り優先)
250~1/2000秒(マニュアル露出)
おまかせオート(4-1/2000秒)
プログラムオート(1-1/2000秒)
マニュアル露出(バルブ、30-1/2000秒)
絞り優先(8-1/2000秒)
シャッタースピード優先(30-1/2000秒)
おまかせオート
(4-1/2000秒)
プログラムオート
(1-1/2000秒)
マニュアル
(バルブ、30-1/2000秒)
A優先
(8-1/2000秒)
S優先
(30-1/2000秒)

 

RX100M3はEVF搭載!大きさも軽量コンパクト。G7 Xはタッチシャッターに対応

RX100M3は収納式のEVFを搭載!さらに軽量コンパクト

サイズは『RX100M3』は幅に1.4cm、高さに2.3cmとコンパクト。重さも263gと約16g軽量です。そしてなによりの特長が、『RX100m3』は、この小型の筐体に『EVF』を内臓!0.39型 約144万ドット 倍率0.59倍と実用的なスペックです。

 

G7 Xはタッチパネルに対応。両機種とも液晶は上に180度チルト可

モニタのスペックをみると『G7 X』はタッチパネルを搭載し、タッチAFやタッチシャッターが可能となっています。両機種とも上に180度開くチルト液晶を搭載。自撮りなどがしやすくなっています。G7 Xのモニタは3:2。RX100M3は4:3です。

 

製品名 NewPowerShot G7 X RX100M3 RX100M2
サイズ(幅x高さx奥行き) 103 x 60.4 x 40.4 mm 101.6 x 58.1 x 41 mm 101.6 x 58.1 x 38.3 mm
重さ 約304g
本体のみ 約279g
約290g
本体のみ 約263g
約281g
本体のみ 約254g
バッテリー 約210枚
約310枚(エコモード時)
液晶モニタ使用時:約320枚 / 約160分
ファインダー使用時:約230枚 / 約115分
約350枚 / 約175分
モニタ 3.0型(3:2)TFTカラー液晶
約104万ドット
チルトタイプ
3.0型(4:3)
約123万ドット
チルトタイプ
3.0型(4:3)

約123万ドット
チルトタイプ
バリアングル/チルト 上に約180度 上に約180度、下に約45度 上に約84度、下に約45度
タッチAF/シャッター
ファインダー形式 EVF
ファインダー視野率(上下/左右) 100 x 100
ファインダーその他 0.39型 電子式ビューファインダー(OLED)
約144万ドット
約0.59倍(35mm判換算)

 

Wi-fi、NFCに両機種対応。動画はRX100M3が高画質なXAVC50Mbpsの保存に対応

両機種とも、Wi-fi、NFCを搭載しスマートフォンとの連携が意識されたモデルとなっています。

動画機能は『RX100M3』が充実。MP4ベースのXAVCに対応し、50Mbpsと高画質で保存できることでコンデジレベルを超えた撮影が可能となっています。

 

製品名 NewPowerShot G7 X RX100M3 RX100M2
ボディ内手振れ補正 ○ 3段分
手振れ補正方式 マルチシーンIS
5軸手ブレ補正
光学式 光学式
内蔵ストロボ
Wi-Fi
リモートシャッター対応
画像シェア機能

リモートシャッター対応
画像シェア機能

リモートシャッター対応
画像シェア機能
NFC
動画記録サイズ/フレームレート [iframe動画]:1920×1080
[星空インターバル動画]:1920×1080
[ジオラマ風]:1280×720/640×480
[上記以外]:1920×1080/1280×720/640×480
最大60p
AVCHD
1920×1080 [60p:約28Mbps]
1920×1080 [60i:約24Mbps]
1920×1080 [60i:約17Mbps]
1920×1080 [24p:約24Mbps]
1920×1080 [24p:約17Mbps]
—————————–
XAVC
1920×1080 [60p:約50Mbps]
1920×1080 [30p:約50Mbps]
1920×1080 [24p:約50Mbps]
1920×1080 [24p:約24Mbps]
1920×1080 [120p:約50Mbps]
—————————–
MP4
1440×1080 [30:約12Mbps]
640×480[30:約3Mbps]
AVCHD
1920×1080 [60p:約28Mbps]
1920×1080 [60i:約24Mbps]
1920×1080 [60i:約17Mbps]
1920×1080 [24p:約24Mbps]
1920×1080 [24p:約17Mbps]
—————————–

MP4
1440×1080 [30:約12Mbps]
640×480[30:約3Mbps]

ファイル形式 MP4 AVCHD
XAVC
MP4
AVCHD
MP4
音声記録形式 MPEG-4 AAC-LC XAVC S:LPCM 2ch
AVCHD:ドルビーデジタル(AC-3) 2ch(ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載)
MP4:MPEG-4 AAC-LC 2ch
AVCHD:ドルビーデジタル(AC-3) 2ch(ドルビーデジタルステレオクリエーター搭載)
MP4:MPEG-4 AAC-LC 2ch
インターフェース USB
HDMIマイクロ端子
AV OUT
マルチ/マイクロUSB端子
HDMIマイクロ端子
マルチ/マイクロUSB端子
HDMIマイクロ端子
マルチインターフェースシュー

 

PowerShot G7 X , RX100M3 , RX100M2 を画像で比較する

g7x_vs_rx100m3_vs_rx100m2_1

■正面
G7Xは若干曲線のあるデザイン、RXシリーズは直線的なデザインです。RX100はRX100M3が広角に広く、望遠側に明るいレンズを搭載しているためRX100M2より口径の大きいレンズを使っています。微妙なところでCarl ZeissがZeissになっていますね。

 

g7x_vs_rx100m3_vs_rx100m2_2

■背面
背面のボタンの数とは似た印象です。G7Xが3:2、RX100M3、RX100M2が4:3のアスペクト比の液晶を搭載しています。

 

g7x_vs_rx100m3_vs_rx100m2_3

■上面
G7Xには左側にフラッシュが、右側ダイアルが2段に、露出補正ダイヤルを搭載しているのが非常に使いやすそうです。RX100M2はホットシュー、左側にフラッシュが。RX100M3は左側にEVFが、真ん中がフラッシュとなっています。

 

g7x_vs_rx100m3_vs_rx100m2_4

■正面斜めから

 

PowerShot G7 X vs RX100M3 vs RX100M2 まとめ

全体的に似ている両機種ですが、細かいスペックと備えている機能は、EVFやNDフィルター、動画性能に小型のボディなど、バランス的にみると『RX100M3』が上かな思います。

 

ただし『PowerShot G7 X』は、露出補正ダイアル、タッチパネルを搭載するなど操作性に優れます。また、すこしでも長い望遠端100mmに魅力を感じれば、市場価格がすでに安くなっているので十分買いだと思います。問題はキヤノンの1インチセンサー搭載機として初なので、発売まで画質が分からないことでしょうか。

 

そして、価格的なことを考えると実質のライバルは『RX100M2』になってくるのかもしれません。『RX100M2』であれば、明るさ、広角に撮れるに優れる『PowerShot G7 X』がおすすめです。
コンパクトデジカメにEVFや過剰な動画性能を求めていない方は『PowerShot G7 X』『RX100M2』の二機種で十分だと思います!

 

Q 今回比較した中で欲しい機種はありますか?

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