雪を撮るのはシャッタースピードとフラッシュ(ストロボ)が肝!コンデジでも使える雪の撮り方、カメラ設定方法

  1. 2014.02.08

2014年2月8日。東京は13年振りの大雪に見舞われました。

写真好きとしてはこのチャンスを逃す手はないと思い、いそいそと山登りの恰好をして近所の公園に出かけてきました。いつもは散歩やデートで人がたくさんいる公園もこの日ばかりは静まり返っていました。

正直東京にいるうちはこんな記事が書けると思っていませんでしたが、今回雪を撮るにあたって試したことをメモがてら書いていきたいと思います。

カメラの設定と持ち物

しんしんと降り積もる雪を撮影する場合、まず初めのおすすめ設定と持ち物は下記になります。

ストロボがない場合

  • シャッタースピードオート
  • ISOオート
  • 露出をプラスに補正する
  • ホワイトバランスで寒色系に調整する

ストロボがある場合

  • フラッシュ(ストロボ)【強制orマニュアル発光】
  • シャッタースピードオート
  • ISOオート
  • 露出をプラスに補正する
  • ホワイトバランスで寒色系に調整する

雪を撮影する場合は、雪をどう捉えるかで受ける印象ががらっと変わってきます。

シャッタースピードで雪の形を整え、露出や構図で雪の振っている光景を。
フラッシュ(ストロボ)で雪を強調しましょう!

以下、ストロボを使うと雪がどう写るのか、シャッタースピードを変更するとどうなるかを例に撮影してみました。

 

フラッシュ(ストロボ)を焚いてみる

雪は、思っている以上に小さく、視界がなくなるぐらいに降らないと背景の色と同化してしまいます。

そこでフラッシュ(ストロボ)を焚いて撮影すると、目の前で高速して動く雪に光が一瞬だけ当たり、その一瞬をカメラが捕えてくれます。ここ一番大事です。

 

フラッシュ(ストロボ)を使わない場合

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フラッシュ(ストロボ)を使った場合

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いかがでしょうか?
フラッシュを使った場合の方がはっきり雪が確認できると思います。ストロボの光は一瞬なので光が届いた範囲の雪が瞬間的に露光されるためしっかり映るようになります。

なお、フラッシュの光はGN(ガイドナンバー)にもよりますが、内蔵のストロボであれば届いて数m程度です。日が出ていなくても外はある程度明るいですので、カメラに任せると弱めの発光となってしまいます。あらかじめ設定でフル発光にしておきましょう!

 

雪の降り方をシャッタースピード別に見る

小さくて細かい雪をとらえるためにはある程度速いシャッタースピードが必要になってきます。速ければ雪が塊として見え、遅ければ線に見えます。

風の強弱でも違ってきますが、シャッタースピード別に撮ってきましたので参考にして頂ければ幸いです。

クリックで拡大します。

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このくらいであれば、 ズバッと止まります。雪が細かすぎるので、分かりづらいですね。

 

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この辺りがベストでしょうか。雪の浮遊感が伝わります。

 

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この辺りから雪の速度がシャッタースピードを超えて、形が伸びてきました。降っている感はちょうどいい感じです。

 

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この辺りから激変します。吹雪いている様子が分かります。

 

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鋭い軌跡になってきました。ここまで来ると、雨にも見えてきます。

 

シャッタースピードでまとめてみましたが、雪の降り方によって値は変化しますので、その時の自分が撮りたい雪のシャッタースピードを上手く探しましょう!

 

ホワイトバランス(色温度)、露出を変えてみる。

雪を撮影するには、色も重要です。
雪らしく見せるには、まずはホワイトバランスを『太陽光~蛍光灯』辺りで試してみるといいかと思います。全体に青みがかり冬っぽさが演出されます。

露出はプラス補正にしておくと雪の白さを強調することができます。
背景に濃い色を置けばプラス補正にしないでも雪を映すことは可能です。ホワイトバランスと露出は試行錯誤してみましょう!

 

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ホワイトバランスを寒色に振ると引き締まりますね!雪国って感じです!

 

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ハイキーで撮ると元気な印象に。あんまり撮らないですがこれもありですね!

 

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ホワイトバランスを『曇』にしてみました。ノスタルジックな感じになりますね。

 

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色を入れると強調され鮮やかに。また違った印象です。

 

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丁度いいボケ具合でフレームに収まりました。

 

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思い切ってピントを手前に合わせても面白いです。

 

DSC_5187

足跡や、雪だるまを入れても雪ならではですね!

 

いかがでしたでしょうか?要点さえ押さえれば意外と雪らしく簡単に撮れるかと思います。

いつもは使わないストロボもこういった時に役に立ちますので、せっかくのカメラなのでどんな時でも楽しんで撮れるようにしましょう!

 

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