Synology DS718+ 写真用途に2ベイNASの導入理由と組み込みまで

  1. 2018.06.27

先日Synologyさんのルーターを導入したという記事を書かせていただきましたが、合わせて「DS718+」というNASを検証機として提供していただきました。

Synology DS718+はSynologyさんのNASでも2ベイモデルとして最上位となるモデルです。今回はなぜ4ベイのモデルではなく2ベイのモデルを選択したのかの理由と導入までを書いていきたいと思います。

Synology DS718+

SynologyさんのNASは基本的に4つのモデルに分かれており、

  • J
  • Value
  • Plus
  • FX & XS

の4つのモデルで展開しています。

その中でも今回の「DS718+」はPlusシリーズ、2ベイモデルとしては最上位にあたるモデルとなります。

最初にお声がけいただいた時は、これの4ベイモデル「DS918+」を提案されていましたが、少々思うところがあり2ベイモデルに変更させていただきました。

私がSynologyさんのNASを使うのは以下の記事で思いの丈をぶちまけておりますので、こちらをご覧ください。

 

2ベイドライブのDS718+を選んだ理由

Intel製CPUクアッドコアCPU、メモリの追加が可能な十分なスペック

DS215jを使っていての最大の不満はスペック不足です。

当初の目的としての利用用途としては全てを満たしていたため大満足していましたが、Synologyさん側の機能が拡張されていくにあたり「Moment」「Drive」といったアプリがスペック不足により私の環境ではろくに動きませんでした。

また3年程前に導入した時は怖いもの見たさのところがありましたが、現在はできることが明確になったので、よりハイスペックのものが欲しくて検討していました。

 

NASはファイルのバックアップをおく場所ではなく、運用、管理の場所と考えているので2ベイで十分

私のNASへの考え方は、基本的にファイルのバックアップを貯めておく場所ではなくファイルを運用、管理を行なうパソコンの一つとして考えています。

確かに2ベイのNASは容量の問題が比較的早く訪れますが運用でカバーしていけば問題ありません。

 

復旧優先で考えている

これまでSynologyさんのNASを使用してきて、フリーズや故障などの問題が起きたことがありません。

ただ、もしも、万が一にNAS自体が故障してしまった場合を考えると、NASに依存しすぎない状態にしておいた方が復旧が絶対に楽です。これは自作パソコン時代のトラウマというか、パソコンとは故障するもの。といった意識が根強いためこういった考えになっています。

SynologyさんのNASやHDDの問題。といったことよりも家庭における運用のリスク、人的なリスクの方が怖いためNAS内へのデータの保存はある程度最低限にとどめて復旧優先で考えています。

ただ最低限といったも数TB。写真においても一般的に使い方だったらそれだけで数年は持つはずですね。

 

悩んだのはRAID1かRAID6

私が悩んだのはRAIDの構成をRAID1かRAID6にするかです。

RAID6であれば最低4本のHDDを使って構築し、最大2本のHDDが故障しても復旧が可能です。4本の使用であれば2本分がパリティとして使われ、4TBx4本で8TBと半分が持っていかれてしまいます。しかし5本構成でもパリティとして使われるのは同じく2本分なため12TBが使用可能と5本以上で使いやすくなる構成です。

2本のHDDが同時に死ぬようなことなんて滅多なことじゃ起きないし、対障害性も上がりつつ、速度も向上していいこと尽くめですが、結局ネットワークの速度がボトルネックになるのでNASで利用するのなら10GbEに対応してなのかぁ。といった考えがあります。

先ほどの話からRAID6なら容量的にも5本以上で構築してこそだと思っているので、個人であれば2ベイのNAS+バックアップ用のHDDがコスト的にも理想の組み合わせなんじゃないかと考えています。

5ベイ+10GbEを使える組み合わせ。と考えると「DS1517+」「DS1617+」といった機種に10GbEを追加する手もありますが、これを使うとNASだけで10万円を超えてしまいます。それだけお金があればレンズを買いたいのが写真好きの心情です。一般の家庭で使うのであれば2ベイのNASが色々と優しいので2ベイの利用方法を極めていきたいと思いこちらの構成です。

また、もしRAID6を使った拡張が行いたくなった場合こそが「DS718+」の出番です。この機種は拡張ユニットの「DX517」を使えばさらに5つのスロットを拡張しての運用が可能となっています。

 

データの使用量は年に多くても1TB程度

2017年度は写真だけで700GB程。年度別にみても写真以外のファイルを含めて1TBが上限くらいでしょうか。今後、画素数が高いカメラを購入すれば圧迫する可能性はありますが、今のところ予定は未定です。

私はこのくらいなので2ベイでも問題ない。っといった判断です。

 

バックアップは復旧速度、費用対効果から考えても原始的なコピーを用意するのが理想

写真や通常使用するファイルであればWindowsやMacOSから読み込める形式でコピーしておくのが1番簡単です。

4ベイが搭載できるただのHDDケースを導入してバックアップ、ファイル容量の問題を解消

というわけで、私は4つのHDDを原始的にマウントできるHDDケースを使用しています。RAIDではなく1つ1つ認識するタイプのものです。

これの1つを日々のNASのバックアップ用に。他の1ベイは古くなったファイルの逃し先、もう1つは逃したファイルのバックアップ。といった形でNAS内の空き容量を常に保ったまま運用を行っています。これなら費用もお安く、何かトラブった時でもこのHDDケースを直接パソコンに挿せばいいので◎です。

 

SynologyさんもRAIDも信じているが自分が信じられない

SynogyさんのNASはいままでの運用からも信頼性が抜群です。問題は自分が信じられないことです。

何かの拍子にNAS内のファイルを消去してしまうと、いくらRAIDを組んでいようがあっさりファイルはいなくなってしまいます。またHDDのちょっとしたエラーを放置して、いざだめになった時にHDD交換をして再構築中にドーン!っとなってしまったら目も当てられません。

一番の敵は機械でもなく自分。そんな時のために戻しやすいバックアップを中心に構成したいため2ベイが最適だと結論づけました。

 

その他の理由

LANポートが2つある

DS718+は1GbEのLANポートを2つ搭載しています。同時に「Link Aggregatio」といった複数機器で同時に使用した場合でもパフォーマンスを落とすことなく使用できるようになっています。

 

Synology Momentsが結構好き

DS215jでは重すぎてアップデートをすることすらできなくなった「Synology Moment」。このアプリの動きが結構好きなので、写真をまとめる用にはGoogleフォトの使用はやめてこちらに移行しています。

このアプリの機能に自動タグ付けなどがありますが、その機能がエントリーモデルでは使用できないので必然的に上位モデルになります。

 

といった感じがDS718+を選んだ理由です。次に交換するなら10GbEが普及してからと考えており、現段階ではこの機種にしたおかげ数年は十分戦えると思ってます。

開封と初期設定

DS718+のセットアップ

ひんやりとした金属の外装です。フロントパネルはプラスチックですが、サイドパネルは金属で作られていてみるからにプラスチックなエントリーモデルとは一味違った作りです。

 

背面には大型のファンが付いています。動作は管理画面上から設定でき回転速度を制御できます。金属外装で冷えやすいためか騒音はほとんど気になりません。

背面のポートは

  • 1GbE対応のLANポート x 2
  • USB 3.0 x 2
  • eSATA
  • 電源

となっています。

 

サイドはSynologyさんお馴染みの仕様になっています。裏側にメッシュパネルがついています。

 

フロント側には

  • 電源ボタン
  • USBコピーボタン
  • USB 3.0 ポート

が用意されています。ここのUSBの外付けHDDやSDカードリーダーを刺して、コピーボタンを押すことで直接バックアップを行うことも可能です。

 

お決まりのNAS用のHDDを2つ購入しました。以前に購入したものはすで3年以上経過しましたが特にトラブルもなく可動中です。

 

Plusシリーズは、稼働中でも引っこ抜くことができるホットスワップに対応しています。DS718+はフロントから取り出せる仕様になっているので交換も楽ちんですね。

ただ個人用途であれば、そこまで頻繁に差し替えることがないので、正直ホットスワップに対応している必要はあまりないように感じます。

 

スロットを引き出します。

 

引き抜くとHDDが収納できるパネルになっています。3.5inchHDDであれば工具を使うことなくはめ込むだけで使用できるのも大きなメリットでしょうか。

中心に空いている穴は2.5inchHDD用です。

 

細部をみると防振用のワッシャーが組み込まれていますね。

 

それではHDDを装着していきます。サイドのHDDを固定する部品がパキッと取れるようになっています。

 

抜き出したパーツにHDDをセットし先程外したパーツを刺し直します。

 

これでHDDのセットが完了です。ネジいらずでとても簡単ですね!

 

そのままHDDを戻せばセットが完了です。ぴっちりスムーズに設計されているのでズレてしまうといった心配もまったくありません。逆さまに入れないようにするくらいでしょうか。

 

鍵を使ってロックをかけることができるので間違って取り出してしまう心配もありません。鍵の紛失だけは注意ですが…。

 

これだけで最初の準備は完了です!あとはLANケーブルと電源ケーブルを刺して起動するだけです!

 

長くなってしまったので今回はここまで。次回はNASの初期設定と最初にやっておいた方がいい設定などについて書いていきたいと思います。

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