1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6 レビュー。ニコン 1 の高倍率便利ズームのいいところ、悪いところ
先日、名古屋に一日だけ観光できる時間ができたので、久しぶりに “Nikon 1 V1” と便利な10倍ズームの “1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6” を持っていきました。あまりゆっくりする時間が撮れそうになかったのと、記録写真が撮りたかったためこの組み合わせにしてみました。
旅行に持っていったのは始めてだったので、色々なシチュエーションで撮影してみたのと、過去撮影した写真を合わせて、”1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6″ のいいところと悪いところをレビューしていきたいと思います。
沈胴式でコンパクト。金属ボディがかっこいい
沈胴式なため、収納時はレンズフードも逆につけられるので非常にコンパクトです。
ズームリングのローレットもしっかり指に引っかかり、ズームの感触はとても良く、スムーズに回すことができます。
約298gと大きさの割りにはずっしり重め
レンズが金属でしっかりと作られているため、持った感触はNikon 1 のレンズの中ではずっしり重めの約298g。V1がバッテリー含めて約383gなのでストラップなども含めて約700gでしょうか。Nikon 1の中では重量級の組み合わせです。
伸ばすとこんな感じです。 どーん。
これでピントリングがあれば言うことなかったんですが、Nikon 1 だと被写界深度が深いのであまり気にならないかなと思いました。
換算27-270mmはフレーミングが自在!
ワイド側
ワイド側は一般的な10mm(換算27mm)です。
テレ側
望遠側は100mm(換算270mm)。あんなに小さく見えてた鯱もこの通り。この写真は84.5mmなので100mmまでもう少し寄れます。
10倍ものズームだと逆に選択肢が多く迷いがちですが、レンズを交換しないで済むのは非常に便利でした!
手振れ補正は4.0段分
レンズの手振れ補正は4.0段分。
開放F値はf/4.0なため、シャッタースピードはあまり稼げませんが補正がしっかり効くので、動きがない被写体であれば室内や暗い場所での撮影も十分こなせます。
広角は樽型、望遠は糸巻き型。広角の歪みは盛大
広角側は中央から樽型に盛大に歪みます。
望遠側は糸巻き型と呼ばれる、中央に向かってすぼんでいく歪みです。
Lightroomで補正してみる
簡単に歪みを補正してみました。現像ソフトで補正前提でもちろんいいかと思います。
また、Nikon 1 V1でなければ、すでに『レンズの歪み補正』が搭載されているので、RAWで現像されない方も気にならないかもしれません。
最近は単焦点レンズが多かったので、ここまで盛大な歪みは久しぶりでした。
気にならない場面で使えば問題ないですが、どの焦点距離でどういった形で歪むのかは把握しておきたいですね。
f/4-5.6 暗いレンズはボケにくい
Nikon 1 は1inchセンサーなのでそもそもボケにくいですが、広角側の最短撮影距離は0.35mなので寄って撮ってあげればなんとかボケます。
上手く使えば1inchセンサーでもなんとかボケます。ボケ味はキレイだと思います。
望遠側なら0.65mまで寄ることができます。
焦点距離が60mmの時は最短撮影距離が1.0mなので、それぞれ把握しておく必要がありますね。
270mmの圧縮効果はなかなか
テレ端270mmなので圧縮効果もなかなかです。
逆光耐性もなかなか
逆光耐性もなかなかです。ゴーストはしっかり出ますが、キレイなゴーストかなと。
強烈な太陽光の場合に限定的にフレアがでますが、それ以外の場所ではしっかりコントラストを保って撮影できます。
解像度も悪くない
例えばf/5.6で撮ったこんな写真。
等倍に切り出してみると、周辺部でも中央部でもそこまで解像度は変わりませんでした。等倍で見なければなんの問題もありません。
また、”Nikon 1 V1″ はローパスモデルなので、ローパスレスモデルのカメラを使えばもっと解像感のある写真になるかと思います。
今回のまとめ
“1 NIKKOR VR 10-100mm f/4-5.6″ は非常にコンパクトなボディながら、4.0段のれブレ補正がついた高倍率のズームレンズです。”Nikon 1 V1” につけたときは、大きさ、重さなどのバランスが非常に良く、撮っていて楽しいレンズでした。
性能的にも非常にバランスがよく、これさえ持っていけばひとまず安心なレンズだと思います!
ちなみに当サイトのアンケートコーナーでも旅行ならズームレンズと単焦点レンズを持っていかれる方が多いようですね。良かったら下記からアンケートにお答えいただけると嬉しいです!
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