iPad Pro 10.5の操作にはスタイラスペンの「Su-Pen」がおすすめ!Apple Pencilの出番が少なくなりました。

全国のiPadな皆様こんにちは。

今回はiPad Proにおけるスタイラスペンについてです。

iPad Proの何が素晴らしいと言えば、やはり鳴り物入りで登場したApple Pencilではないでしょうか。私は絵を描く訳ではないですが、メモ書きや何か考える時の下絵、ラフ案に使っており、感想を一言でいえば最高のスタイラスペンです。

私がiPad用のペンに求める事

  • 指の代わりに操作ができる
  • ラフを作ったり、添削に便利に使う

ざっくりいって、この二つになります。

常に何かを書いている訳ではないので、基本的にスタイラスペンを指の代わりとしてタブレットの操作に使っています。

本当はマウスを使いたい所ですが、iOSは残念ながらマウスに対応しておりませんので、指の代わりになって操作を補助してくれるスタイラスペンが必須になります。

 

ペンのメリット1: 画面が汚れにくい

iPad Pro 10.5になってディスプレイの反射も指紋もさらに目立たなくなりました。が、指でずっとタッチ作業をしていると、どうしても画面が指の油で汚れてきます。スタイラスペンを使って操作すれば、それも最小限で抑えることができますね。

 

ペンのメリット2: 細かい操作がしやすい

これは特に7インチなどの小型のタブレットでよく分かりますが、写真編集系のアプリは頻繁にスライダーを調節して効果の強弱を調整します。その際、上手く最適化されていないアプリは、指を離す時にせっかく微調整した位置からずれてしまうことが多々あります。そんな時にスタイラスペンを使えば、比較的ずれることがなくなり、編集作業が捗るようになります。

 

ペンのメリット3: 長時間の操作でも疲れにくい(と思ってる)

タブレットは画面をあっちこっち行き来するために大きく腕を動かす必要があり、長時間作業をするとだんだん疲れてしまいます。

そこでスタイラスペンがあれば、指で角度を変えるだけで大きくペンを動かすことができるため、最小限の動作でiPadを動かし、結果的に疲れにくくなると勝手に思ってます。多分個人差があります。

 

Apple Pencilを使っていて思ったこと

書き味は最高!タブレットを使ってメモやお絵描きするならこれ

書き味、反応速度は評判通りの滑らかさです。Bluetoothで接続するタイプのペンを初めて使ったので同種のペンと比較することはできませんが、ゴムや繊維、ディスクなどのスタイラスペンに比べたら別次元の快適さです。

気に入ってるポイントは、

  • ペン先が細いので細かい文字がしっかり書ける
  • ペンが液晶につく時の音がカツカツ気持ちいいので書いていて楽しい
  • Lightningで充電ができるので、電池の心配をあまりしなくていい

とはいえ、反応速度、線を描いた時の気持ちよさはアプリに依存します。その恩恵を受けるにはアプリを選ばなければいけないのが大変なこと。一つ一つのアプリが高額なので自分と相性のいいアプリを探すのは一苦労です。

私は結局以下の記事を参考に「Note Always」を使っています。

 

とはいえ「Apple Pencil」は指の代わりにならない

そんな素敵なApple Pencilなんですが、私にとって大きな弱点がありました。

ドックを出せない

写真の編集やブログを書いている時に致命的だったのがここの部分です。作業をしているとアプリを渡り歩く必要があるため「ドック」を開くことが多々ありますが、その際Apple Pencilを使うと下からメニューを引っ張ることができません。

 

Slide Over、Split Viewの操作ができない

同様に「Split View」「Slide Over」の操作、「ウィジェット」といった画面の端を使った操作をすることが出来ません。タイピング重視の作業だったり、ファイルをアプリ間で移動したりと「Split View」「Slide Over」をがりがり使っている時は逆に白くて長い棒が邪魔になってしまいます。

タイピングしている時はキーボードと画面が微妙に遠いんですよね。

 

ここが普通のスタイラスペンApple Pencilの最大の違いになります。店頭で確認したときは、このくらいいいかな。と思って購入いしましたが、iPad Proを使い込む程、ドック、Slide Over、Split Viewを使う機会が多くなるので気になってしまいました。

 

Bluetooth接続なのでバッテリーを食う

利点を上げた所ですが、Bluetooth接続で電池を使っているので意外とApple Pencilのバッテリーがなくなります。iPad Proに接続すればすぐに充電することができますが、作業が乗ってきた時にバッテリがなくなると気持ちがしゅんっとなってしまいます。

思った以上にiPad Proと「Su-Pen」の相性が最高でした

そんなこんなでApple pencilのバッテリーがなくなってしまい、たまたま予備で鞄に挿してあった「Su-Pen」を使ってみたら、これがまたぬるさくで使えてしまいびっくりしました。iPad mini 4の操作時にややもたついていたのは単純に端末側のスペックの問題だったようです。

使い古したペン先でも、軽く撫でるだけで面白いくらいに反応してくれるので、私の場合Apple Pencilの出番が少なくなってしまいました。

 

Su-Penってなんだろう?

スーペン、スーペン言いましたが「Su-Pen」は導電性の繊維がついた、指の変わりにタブレットを動かすことができるスタイラスペンの一種です。

iPad/iPhone専用に開発されており、一時期iPadのスタイラスペンといえばこれ。と各所から絶賛されたスタイラスペンです。最近の物は分かりませんが、ディスク型、電池を使った細いタイプのスタイラスペンなども一通り試した結果、この「Su-Pen」が一番画面の反応が良く、軽いタッチで操作が可能で、線を書いていて途切れない(スライダー操作時に途中で勝手に離れない)最高のスタイラスペンです。

私はささっと撫でる程度で使っている。といった事もありますが、耐久性も良く1年程同じペン先を使っていても問題なく使えています。

 

iPadのスペック、リフレッシュレートが上がって追従性、反応速度が増した

初代のiPad Proを使っていないで大きくは言えないですが、iPad Pro 10.5は液晶のリフレッシュレートの向上で、Apple Pencilの反応速度が40ミリ秒から、20ミリ秒になったと言われています。

単純に、タッチしてから、画面に描画されるまでの速度が倍になったとも捉えることができるので、Apple Pencil以外のスタイラスペンにも恩恵があったのかなと思います。

 

画面が大きくなったので文字の選択も普通に使える

これは私がiPad mini 4を使っていたからですが、その時に比べて単純に画面が大きくなったおかげで、Su-Penのちょっと太いペン先でも、細かい文字のタップが気にならないレベルでかんたんに選択ができます。

写真編集時には頻繁にスライダーを触りますが、指だと離れ際にちょっと動いてしまうことがあるアプリでもSu-Penであれば快適に操作することができます。

 

「Su-Pen」こそタブレットを使った写真の編集・現像時のパートナー

といった形で、いろんな作業を行う上では、ペン先が細い必要もなく、スライダーの調整や、画面操作がメインな私は「Su-Pen」に戻ってしまいました。

Apple PencilとSu-Penの用途はちょっと違うので、なんとも言えない微妙な話ですが、タブレットの「操作」をメインに考えるなら「Su-Pen」がおすすめです。Su-PenであればiPhoneでもAndroidでもタッチ操作が可能であれば機種に関係なく使えるのも素敵なポイントですね!

ちなみに、私はSu-Penのペン先とステッドラーのペンシルホルダーを別に購入して使っています。ペン先がやや取れやすいですが、ペンケースに入れておけばなくす心配はありません。

※2018/6/8 その他のペンシルホルダーで使用する場合はこの「アダプタ」が必要になりますが、現在長い期間で在庫がないようです。

 

先の細い充電式スタイラスペンも使いやすい ※2018年8月3日追記

現在でも普通のスタイラスペンの中では「Su-Pen」が最高だと思っていますが、最近はペン先が細く、電気の力で反応させる充電タイプのスタイラスペンが力をつけてきています。特に細かいコントロールを求められるような場合ではペン先が細いに越したことはなく、ハッキリ言って充電タイプのスタイラスペンの方が使い勝手が良くなりました。

私が使っているのはこちらのペンです。

充電タイプですがペン先が細いタイプのスタイラスペンです。Su-Pen同様に指の変わりとして使用することができます。普通のスタイラスペンなので、Apple Pencilとは違ってどのタブレット、スマートホンでも使用することができます。

全体の質感はプラスチック感がややありますが、八角形の鉛筆風デザインで握りやすく、書き味、使い心地もSu-Penよりずっといいものです。ペン先に耐久性に優れた日本製カーボンナノファイバー素材を使っており、ペン先の交換が不要のようですがまだ耐久性に関しては分かりません。充電はmicroUSB。使わなくなると自動的に電源が切れるのではなく、30分に一回電源が切れる惜しい仕様です。電池が切れたのかと最初は焦りますが再度電源をオンにすればOKです。

 

今回のまとめ

結局、基本的には「Su-Pen」を使い、メモやアイデアを書き出す時は「Apple Pencil」といった使い分けで運用。またはちょっと気分次第。みたいな曖昧な使い分けになってしまいました。どちらも良いペンなので、どっちかを使わない。ということは私の中ではなさそうです。

最近はあまり「Su-Pen」って言葉もあまり聞かなくなりましたが、iPad/iPhone用に作られた、日本のメーカーのスタイラスペンなのでとても質が良くて気に入っています。

タブレットの写真の編集用途と簡単なメモ程度であれば「Su-Pen」をすすめします!

それでは良い写真ライフをお送りください!

 

 

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iPad Pro 10.5を購入してから使ってみたiPadのアクセサリのまとめです。良いものも悪いものも更新していきます。

 

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