Manfrotto Befreeにカーボン三脚が!Velbon、SIRUI、Amazon小型折り畳みトラベル三脚のスペックを比較する
Manfrottoの人気の折りたためるトラベル三脚 “Manfrotto Befree” シリーズにカーボンタイプの三脚が登場しました!
“Manfrotto Befree” は縮長40㎝のコンパクトさと1.4kgの軽量モデルながら、4kgの耐荷重を実現。トラベル用から本格的な使用も可能と登場以来人気を博していました。新たに発売される “Manfrotto Befree” はカーボンモデルとなり、耐荷重4kgと基本スペックはほぼそのままに、重量が1.1kgと300gの軽量化となりました。
今回は、そんな “Manfrotto Befree” と同クラスの “Velbon ULTREK”、”Amazon Basic” の小型折り畳み三脚のスペックを比較したいと思います!
スペックを比較してみる
NewManfrotto Befree カーボン | Manfrotto Befree アルミ | Velbon ULTREK UT-53Q | Velbon ULTREK UT-43Q | SIRUI T-025X | SIRUI T-005 | Amazonベーシック トラベルカーボン三脚 130cm | |
実売価格(2015年1月現在) | ¥ 36,124 | ¥ 15,644 | ¥ 20,089 | ¥ 13,999 | ¥ 22,716 | ¥ 9,054 | ¥ 9,980 |
全伸高 | 142 cm | 144 cm | 156 cm | 155 cm | 139 cm | 138 cm | 135.5 cm |
伸高(EV格納時) | 123 cm | 140.1 cm | 138.8 cm | 121 cm | 121 cm | ||
最低高 | 34 cm | 34 cm | 35.3 cm | 33.6 cm | 19 cm | 35.1 cm | 30.5 cm |
縮長 | 40 cm | 40 cm | 27.5 cm | 27.2cm | 34.5 cm | 33.5 cm | 31 cm |
素材 | カーボン | アルミ | アルミ | アルミ | カーボン | アルミ | カーボン |
脚パイプ直径 | 22.25 18.55 15.05 11.55 |
22.5 19 15.5 12 |
27 24 21 18.2 15.4 12.6 |
24 21 18.2 15.4 12.6 9.8 |
最大:22 最小:10 |
最大:22 最小:10 |
最大:23 最小:11 |
脚段数 | 4 | 4 | 6 | 6 | 5 | 5 | 4 |
色 | ブラック | ブラック レッド グレー ブルー グリーン |
ブラック | ブラック | ブラック | ブラック レッド ブルー |
|
耐荷重 | 4 kg | 4 kg | 2.5 kg | 2 kg | 6 kg | 4 kg | 3.6 Kg |
自重 | 1.1 kg | 1.4 kg | 1.4 kg | 1.08 Kg | 0.9 kg | 1.0 kg | 1.1 kg |
重量
“SIRUI T-025X” がなんと1kgを切る0.9kgで最軽量。
付属の雲台付きでの三脚の重さは、”Manfrotto Befree カーボン三脚“、”Velbon ULTREK UT-43Q”、”Amazonベーシック” が約1.1kgとほぼ同じ重量ですね。”SIRUI T-005″が1kgとなっています。
縮長(格納時の高さ)
“Velbon ULTREK” が約27cmと圧倒的な小ささですね。
“SIRUI T-005″、”Amazonベーシック カーボン三脚” がそれに匹敵する約30cmとミニサイズです。
“Manfrotto Befree” は縮長さ40cmとこの中では比較的大きいです。
耐荷重
“SIRUI T-025X” の耐荷重がなんと6kg!
“Manfrotto Befree“、”SIRUI T-005″ は耐荷重が4kg、”Amazonベーシック” が3.6kg となっています。”Velbon ULTREK UT-43Q”は耐荷重が2kgとここが選択の分かれ目でしょうか。
全伸高
エレベーターを伸ばした時の高さは、”Velbon ULTREK” が約155cmと一番高くなっています。あまり高くしたところで不安定になりますし、どれもアイレベルには届かないのでそこまで気にする必要のない項目かもしれません。
“Manfrotto Befree“はカーボンが142cm、アルミが144cmとなっています。
こういった三脚の場合チルト液晶を搭載したカメラが便利ですね。
まとめ
スペックだけで見ると、一番しっかりしているのは4段でパイプも太く、無難な全伸高の”Manfrotto Befree”、耐荷重6kgでカーボンを使用した最軽量の”SIRUI T-025X”でしょうか。一眼レフであれば耐荷重も気にしたいですが、ミラーレス機であればどれも十分なスペックかと思います。
コスパ抜群は、SIRUIのアルミ三脚とAmazonベーシックのカーボン三脚。1万円を切る価格でこれ以上の三脚はないと思います。
重量は軽く、値段は重くなった “Manfrotto Befree カーボン三脚”。旅行好きならチェックしておきたいですね!