2017年9月18日。台風一過の月曜日、快晴の空模様ということで撮影がてら新宿御苑へ行ってきました。
新宿御苑にはお花見で訪れることはありましたがそれ以外の目的では来たこともなく、園内のことは広場が広い事以外全然知りません。
そういえば初めての就職は新宿御苑前駅から歩いて3分程でしたし、いまでも週に1度は新宿に行くのに園内で目的もなくゆっくりすごすのはこれがはじめて。灯台もと暗しなんてのはこんな時の言葉でしょうか。
園内に入って最初に撮影した写真は猫じゃらし(エノコログサ)。
ススキを見かけると無性に団子が食べたくなるタイプです。やっぱり夕焼けが似合いますね。
畳み掛けてくるように秋感を出して来ますが、秋と言えばやっぱりこれですね。
どこからともなくぷーん。っと独特の香りが漂ってきます。
旧御涼亭
日本庭園エリア内にある「旧御涼亭」。
昭和天皇のご成婚記念に台湾在住の日本人の方々から寄贈された中国風の木造建築だそうです。やや高台に建てられ左右前方が抜けているので、中から外を眺めると開放感もあってとても気持ちのいい眺めです。
青紅葉を背景にパシャッと。紅葉の時期はとても人で賑わいそうなスポットです。
こういう四角い幾何学模様は中国、って感じがしますね!
最近気づいたのは窓越しに撮影すると、窓の汚れって意外といい感じのフィルターやだったり、チリが玉ボケになるということです。
ピーカン照りの日は強烈な光のおかげでお花などが難しいのが難点ですが、木漏れ日で影がスッと落ちるのを捉えるのが面白いですね。
周辺まで解像度が高いレンズだと、隅っこに被写体を入れた構図もなんなくこなしますね。
イギリス風景式庭園周辺
御苑内は広大な敷地の中に「日本庭園」「イギリス風景式庭園」「フランス式整形庭園」などが造られ、日本さくら名所100選にも選ばれる桜の名所です。
ちなみにお酒の持ち込みが禁止なのでゆったりと桜を楽しむことができるおすすめお花見スポットです。
ちょっと木陰で休憩しながらボケで遊んでみたり。
必要だろうと持っていった望遠単焦点 Ai Nikkor 135mm F2.8S。今回あまり出番がありませんでした。塗り絵みたいな良いボケ方をしてくれます。
新宿御苑は広いだけじゃなく上にも大きいです。鬱蒼とした森の中でふと見上げると思った以上に木々が高いことに気づきます。
中々晴天時のカラーで思ったような緑色が出なかったのでホワイトバランスをマニュアルで調整してみました。鮮やかすぎる緑が苦手なのでようやくしっくりくる色に。
プラタナス並木
プラタナスの木も黄葉が始まっていました。隣にバラ園もあるんだーっと、マップを確認しながらベンチで一休みです。
玉藻池周辺
プラタナス並木を抜けて玉藻池の方面へ。
木々が深く、太陽の光が柔らかく差し込んでいました。
通行禁止な橋がありました。手作り感溢れる柵がアットホームですね。
大温室
新宿御苑には大温室と呼ばれる温室がありました。2012年11月にリニューアルされたそうです。
ちょっと現像で遊んで水面の反射を強調してみました。
ドラゴンフルーツ。一時期流行っていた気がする南国のフルーツ。美味しいのでしょうか?
温室を出た所に芝生の上に彼岸花が。
実は結構期待していた彼岸花。広いしどこかしら咲いているのかなと考えていたら、日本庭園付近にこじんまりと10本程群生している以外は見つけられずでした。
旧洋館御休所
天皇や皇族の休憩所として1896年(明治29年)に建てられた洋風木造建築。国の重要文化財だそうです。目と鼻の先まで近づくことができますが、中に入ることはできません。
制服を着た子とカメラマンが写真を撮っていました。確かに雰囲気が出そうな洋館です。
足早な銀杏黄葉が落ちていました。
時期がちょっと中途半端だったおかげか、苑内が特に混み合うこともなくのんびりと撮影することができました。
そう言えばそろそろ秋分。秋彼岸をすぎれば本格的な秋の到来ですね。秋本番を迎えると、紅葉、銀杏、バラなどなどたくさんの見どころがあるスポットです。また訪れたいと思います。
他にも新宿御苑で撮影された写真はこちらから。
スポット情報
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