2017年9月21日。時期も時期だし一箇所くらい彼岸花の群生地を撮りに行きたいなぁと、調べてみると「小出(こいで)川の彼岸花」が。
ホームページをみると、観賞期間は9月下旬~10月上旬。第10回 小出川彼岸花まつりが9月23日に行われるとのことでいいタイミングだし、そこまで遠くないしと電車に揺られて撮りに行ってきました。
アクセスは相鉄線と小田急線の「湘南台駅」からバスで15分、徒歩10分ほど。都心部からも比較的アクセスしやすいスポットです。
夕陽と合わせたかったので現地に到着したのは15:00頃。慶応大学を横目にとことこ歩いて到着です。川のせせらぎを聞きながら、ぱしゃぱしゃ写真を撮っていきます。
近くのおじさんが話してくれましたが、お祭り前にどうやら見頃は終わった模様。全体的にまばらでしたが、密集した群生をそこまで期待しなければ今週末は持ちそうです。
白い彼岸花も所々で咲いていました。
小出川の彼岸花コースマップです。川沿い3kmほどに所々で群生しています。
チラシに写真展の応募要項が書いていなかったんですが、どこにだしたらいいんでしょう??
のんびりした田園風景を歩いていきます。
せっかく川があるので、水面に反射する向かい側の彼岸花を撮りたかったんですが、なかなかいいポイントがありません。
正面の方角。太陽と雲が出ていて分かりませんが、どうやらこの方角に富士山がどわっと現れるようです。午前中なら青空の下、彼岸花と富士山が撮れるかもしれません。
この辺りで「AI AF Nikkor 20mm f/2.8D」のマウントアダプタを忘れたことに気づきました。
水がキラつく箇所はすかさず狙います。
黒いアゲハ蝶って全てクロアゲハだと思っていました。調べてみると羽の付け根がオレンジ色なのでナガサキアゲハのようです。慌てて撮った奇跡の一枚です。
太陽がだんだんと傾いてきました。Twitterで良く見かけた太陽を真後ろに配置する構図にチャレンジ。なんか違う感もありますが満足する写真になりました。
鉄塔ってついつい撮りたくなりますよね。
本日大活躍のキットのズームレンズ「XF18-55mmF2.8-4 R OIS」ですが、ズーム全域でシャープだし、ボケも柔らかくてそこそこキレイだし、逆光はちょっとフレアが出ますが、手振れ補正もよく効く小型で優秀なレンズです。その上ズーム、ピントリングの滑らかさも気持ちいいしで申し分ないですね。
本日の1枚。夕陽のポイントと決めた場所まで戻ってきて撮影です。残念ながら雲が出てきてしまいましたがほんのり焼けてくれました。
同じポイントで、彼岸花に目もくれずにカメラを構えていた川向かいの不思議なおじさんから話しかけられましたが、曰くこの日はダイアモンド富士の日だったようです。先程も書きましたが、ここから富士山が見れることを知らなかったので貴重な情報を教えてもらえました。週末もし訪れる方がいるのであれば富士山のことも考えてみてください。
個人的にいままで行ってきた彼岸花スポットの中でも、一番のんびりできた場所でした。来年は富士山を狙って訪れて見たいと思います。
スポット情報
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