東京八王子、都内の街中にある牛と触れ合える小さな酪農牧場「磯村ミルクファーム」。
そんな楽しいところがあると聞き、天気もいい日に思いつきでふらっと行ってきました。
交通はJR「八王子駅」からのバスや、京王高尾線「山田」駅から徒歩10分程と電車でも訪れることができるアクセスのいい牧場です。
営業時間内であればいつでも気軽に立ち寄れ、毎週日曜日には牧場案内ツアーと牛乳の試飲付き乳しぼり体験(700円)ができるので体験にまじっても楽しいと思います!
入ってすぐの子牛小屋。さっそく赤ちゃん牛が出迎えてくれました。
お静かに。っと書かれていたのでちょっと遠巻きにぱしゃっと。とってもきゃわわです。
子牛小屋は立ち入り禁止。イラストも可愛いですね。
こちらは育成舎。ちょっと大きくなった牛がもりもりご飯を食べていました。
目の前にいましたが一心不乱にお食事中。
母牛舎。この日は日中30℃近くとなる夏日。暑かったのかみんなでお昼寝中でした。こっちまで眠くなるようないい表情です。
のんびりを通りこしてふてぶてしさが漂っていた1枚。寝起きでしょうか?
私、日本の乳牛はみんなこの白黒のホルスタイン種なのかと思ってました。
「磯沼ミルクファーム」では他にも濃いミルクを出す茶色いジャージー種や、チーズ作りに向いているブラウンスイス種、エアシャー種、ガンジー種などの乳牛が約100頭飼育されているそうです。1頭1頭にしっかり名前も付けられています。
こんな竹林の中で放牧されていたりととても新鮮な画だと思います。
牧場内は牛が自由に動き回れる環境になっていて、いつでも好きな時に牧草を食べ、自由な時に運動ができる、牛の自主性を尊重した環境となっています。
それが牛の健康にもつながり、牧場内にものびのびとした空気を出しています。
竹林に佇んでいる牛に木漏れ日があたって神々しい風景も見れました。竹林で牛を撮れるのは「磯沼ミルクファーム」だけ!(多分)
母牛舎の裏手はこんな斜面に。こうやって小さい場所ながら運動不足を解消しているんだと思いました。
そしてここでとんでもないうっかりを…。
さらにこの上に放牧場があるようなんですが、向かいから見学にきた人に「この先は何もなかったよ!」と親切に言われ、確認せずにその時は大満足で戻ってしまいました。帰ってきてから他の方のブログを呼んでなんだかおかしいと気づきました…、牛がいるんだからもっと広い放牧場ありますよね…!笑
気を取り直して干し草を食べ続ける牛さんを。
都心から比較的近いところでこんなに間近で動物と触れ合える環境はなかなかないと思います。すてきな牧場です。
まばたきをした瞬間をぱしゃり。かわいい表情ですね!
ちなみにこちらの牧場ですが、これだけたくさんの牛が自由に暮らしているのに、どの牛もとってもキレイだしふん尿の独特な匂いがほとんどしません。
磯沼ミルクファームではどんな工夫をしているのかといえば、匂いを抑えるために毎朝1000kg以上のカカオや、コーヒーの皮・豆・粉を工場から買い取って牛舎に撒いているそうです。
はじめは匂いを抑えるためにしていたことだそうですが、これのお陰で牛も綺麗好きに、糞から堆肥を作る際に栄養分が抱負ないい堆肥ができるようになったといい事ずくめだったそう。
磯沼ミルクファームの工房は「世界で一番小さなヨーグルト工房」。
飲むヨーグルトと牧場カップアイスをいただきました。クリーミーで濃厚なんですが、それでいてさっぱりとして飲みやすかったです。とっても美味でした。お土産にヨーグルトを購入しました。
こちらが完成した堆肥。完熟コーヒー牛糞たい肥「牛の助」です。
今回は見学だけでしたが、牧場熔岩石窯ピザ・パンや焼き芋などの体験教室、毎週日曜日はちち搾り・子牛の散歩・バター作りなどなどを行ったり、「酪農教育ファーム」として認定され「カウボウイ・カウガールスクール」といった牧場体験も行っているそうです!
牛と見て触れ合える貴重な体験が、電車で行ける範囲にあるってとってもステキですね!
牧草地に行ってないというかなり中途半端な記録になりましたが、これで満足していたのでそれだけ楽しい場所でした!行かれた方はこんなうっかりがないように、しっかり見学して楽しんできてください!
スポット情報
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