最近調布の方に滞在することが多くなってきた私ですが、今回は以前から気になっていた江戸東京たてもの園に訪れてみました。
「江戸東京たてもの園」には各建物にボランティアさんがいるようでそれぞれの建物について解説してくださいます。
こちらは「前川國男邸」。日本を代表する建築家、前川國男氏の邸宅です。話を聞きながら聞いたことがあるなと調べてみたら知ってる建物がいっぱいです。写真民の方には上野にある東京文化会館の螺旋階段などが有名でしょうか。
自然光がたっぷり入り込む開放感溢れたすてきな建物。
戦時体制下の建築資材が入手し辛い時期に竣工されたそうで建物の30坪制限や金属が使えないなどで窓のレールなど随所に工夫が施されている、といったことなどいろんなことをボランティアさんに解説していただきました。
この日は陰影を特に意識しながらパシャパシャと。
写真のない建物はボランティアさんの解説をひたすら聞きながら資料的な写真ばかり撮っていたり。
建物の構造や、部屋の違いと役割、この建物はどうみたらいいのか、建物の成り立ち、近辺の歴史など興味深い話を聞けてすごく楽しくためになりました。時間があればぜひぜひお話を聞くと面白いと思います。
ボランティアさんの話が面白かったので中々進みません。
江戸東京たてもの園は大きく西側、中央、東側で別れていますが、今回は西側で時間をたっぷり使ってしまったのでその他はささっと見学です。
ボランティアさんに再三「千と千尋の神隠し」の釜ジイの部屋の棚のモデルになった場所を勧められたので「武居三省堂(たけいさんしょうどう)」へ寄ってみました。恐らくこの話の受けが一番いいんだと思いました。
開放感のあるお風呂屋さんの建物。現在はほとんど見ることがないですが、似たようなところで「とんかつまい泉」の青山本店はお風呂屋さんを改修してレストランのホールにしていますね。老朽化と耐震の問題は大きいと思いますが、こういった建物はできるだけ残していって欲しいですね。
ちなみに銭湯の広告の話はこちらが面白かったです。こちらもあわせてぜひぜひ。
後半は急ぎ足になってしまいました。結局寄れてない建物やボランティアさんの話をゆっくり聞くこともできずにここらで時間一杯です。他にも展示に図書コーナーもあったりとまだまだ楽しみきれなかったのでまたゆっくり寄ってみたいなと思います。
入場料が400円でこれだけ楽しめるなんて良心的すぎるのでみんなくればいいと思いました。
撮影にあたっては、撮影しては行けない場所やルールがありますので事前に確認しておきましょう。
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