2019年7月31日。毎年なんだかんだ撮影している上野恩賜公園不忍池の蓮を朝早く起きて撮ってきました。不忍池の蓮は例年大体7月下旬頃が見頃だったと思いましたが、今年は日照不足で開花がばらついているようですね。
この日のお供は最近定番のX-Pro1にNOKTON classic 35mm F1.4 SCの軽快な組み合わせです。
まずは弁天堂で挨拶してから周辺を散策します。すっかり夏模様ですね。
弁天堂周辺の蓮はそこまで咲いていませんでしたが展望エリア?では見頃を迎えているようです。私の感覚ですが一番咲いていた年に比べれば2~3割ほどでしょうか。蕾もたくさんあったのでこれからもう少し楽しめるかと思います。
せっかくのNOKTON classic 35mm F1.4 SCでしたが、太陽が雲の影に隠れてしまったので控えめなゴーストになってしまいました。しばらく待ちましたがこれが精一杯。もう少しずわっと盛大に欲しかったんですがタイミングですね。後から思いましたが多重露光で重ねても面白そうな。
NOKTON classic 35mm F1.4 SCの開放は甘々の描写ですが、少し絞るだけでがらっと画が変わるので面白難しいレンズです。ピント面はシャープになってもボケに柔らかさが残ります。
独特な艶のある描写が素敵ですね。雨の蓮も撮影したいところですがしばらく天気予報は晴れっぱなし。地球さんメリハリがありすぎます。
お水を流し込みたくなる衝動に駆られそうな立派な蓮の葉。
ヘリコイド付きのマウントアダプタなので接写も試してみます。
左の写真は普通に最短撮影距離で撮ったもの。右の写真がめいいっぱい寄ったもの。NOKTON classic 35mm F1.4 SCは70cmまでしか寄れないのでこういったマウントアダプタを使うと幅が広がりますね。
以前から作っていた水彩画風フィルターを当ててみました。レンズの滲みと合わせていい塩梅に仕上がりました。Lightroomで専用の色味のプリセットを適用しつつPhotoshopでフィルターを細かく重ねています。写真を素材と捉えるとこんな遊びもできて面白いですね。フィルム風ばかりではなく色々遊びたいところです。
梅雨明けひゃっほーで写真を撮りに行く方も多いと思いますが、太陽が本気を出しているのでくれぐれも熱中症対策は怠らずに快適な写真ライフに望みましょう。カバンにレンズばかり入れてないで麦茶のペットボトルを入れておくスペースを忘れずに!いい写真は健康から!
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