前回から随分と日が開いてしまいましたが、奈良・伊勢に行って来たときのフォトログ2日目です。
前回はこちらです。
時間は深夜の午前1:00頃。もそもそと東大寺二月堂へ向かいます。
東大寺二月堂では3月1日から14日までの2週間の間「修二会」が行われており、13日の午前1:00頃からは「お水取り」が行われます。
「修二会」は8世紀の半ばから行われている仏教の伝統ある行事。かいつまむと徳の高いお坊さん達が、あらゆる人々が犯した罪を許してもらうために毎日本尊の周りをぐるぐる巡る礼拝行で苦行だそうです。東大寺二月堂の名前もこの「修二会」に由来しているみたいですね。
有名なのは期間中毎日行われる「お松明」でしょうか。12日には「籠松明」と呼ばれる一際大きい松明を使って行われるそうです。今回は「お松明」に間に合わずだったので深夜の「お水取り」の見学です。
少し後ろからの見学です。後から思うとカメラな人はしっかりいい位置でスタンバイしていました。
辺りは本当に真っ暗で、この日は久々にISO感度を6400~12800まで引き上げての撮影です。望遠なら松明を持っている方を中心に狙えばそこそこシャッタースピードは稼げそう。
私の写真では何が起こっているか分からないかと思いますが、実際私も現地にいて何がどこで起こっているのか分かっておりませんでした笑。地元っぽいおばちゃん達に声に耳を傾け、なるほどなと頷きながら写真をパシャパシャします。
この時間は確か二月堂の間の階段に松明を一つ一つ点けていたと思います。
その後、写真の左手にある「閼伽井屋(あかいや)」と呼ばれる小屋からお香水を汲み、閼伽井屋と二月堂の間を3往復行います。
すでに午前2:30ごろでしょうか。
閼伽井屋から閼伽桶(あかおけ : 浄水を井戸から汲んでくるために用いられる小型の手桶)を担って階段を三往復。囃子の中、粛々と進んでいきます。
午前3:00頃。一通り終わってお堂の方へ。
二月堂の中では達陀(だったん)と言われる行事が行われおり、お堂の中に入って見学することができました。
中はもちろん撮影禁止です。迫力に気圧されますが眠気も中々です。
途中に置かれていたものですがこちらを使って火を灯していたんでしょうか?大きな松明です。
いい体験ができました。時刻は午前3:30頃。限界が来てしまいましたのでホテルへの帰途へつきました。
カメラの八百富さんのブログでさすがの記事が上がっていました。
午前中で所要を済ませて午後は伊勢までやってきました。腹ごしらえに「豚捨」さんに。
トンテキか牛丼で悩みましたが牛丼をいただきます。トンテキもつまませていただきましたが絶対にトンテキを食べるべきです。牛丼もすんごく美味しかったんですがここじゃなくても良いかなと…笑
外宮の参道にも赤福のお店があったので早速赤福をいただきました。甘いものは別腹ですね。ごちそうさまです。
腹ごしらえも済んだので外宮へお詣りです。
伊勢神宮外宮です。式年遷宮以来だったのでどうやら6年ぶりのようです。以前に訪れた時はD90にタムロンのAF17-50mm F2.8を使っていたことを思い出しました。
最後にもう一度参道をちらっとみると美味しそうなお店が。ソフトクリームを食べてこの日の宿へと向かいます。
お宿です。伊勢神宮でお詣りしていた時には晴れ間が見えていましたが、お宿まで移動している間にどんどん曇り空が厚くなってきてしまいました。しまいには雨も降り出し予定とは違った写真に。
最近試している現像方法。映像作品を真似てみました。フェードを入れながら全体のトーンを下げています。中々上手く仕上がりました。
雲の合間から少しだけ焼けているのが見れた一枚。絶対に朝日は見てやるんだと早寝します。
夜中、目が覚めるといつの間にか雲が切れていました。
といった感じで次の日へ。
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