JR山手線原宿駅。こんな都会の真っ只中にあるのが広大な鎮守の森に守られた「明治神宮」です。
ここしばらくは参道の整備や社殿の修繕工事などで覆いがあったりしていましたが、1年ぶりくらいと久しぶりに訪れたこの日は随分と工事が進み、目に見える部分は大分落ち着いているようでした。
明治神宮の創建は1920年(大正9年)と新しく、有名な話しではありますが元々荒地だった場所に全国からの献木、献金により人の手で作られ、100年もの年月をかけて自然林になるように計画された森です。
創建時には鳥居を超える高さの樹木も数える程だったそうですが、現代では木々が参道を覆いつくしています。
南参道を歩きます。いつ訪れても緑が生い茂る気持ちの良い参道です。5月のこの時期はより緑が鮮やかで差し込む光が神秘的ですね。
D750+AI AF Nikkor 50mm f/1.4Dの組み合わせは久しぶり。感覚を思い出しつつぱしゃります。
南参道を抜け本堂へ。
大した写真ではないですが好きな1枚です。社殿の右に見える提灯が人に被らないように撮影したのがポイント。夕方の時間だと太陽が写真の左側になるので大きな楠で影になってしまいますのでこの角度で撮影するなら午前中が良さそうです。
ぐるっと回って逆側から。
最近神社の「神紋」やお寺の「寺紋」を観察するのが趣味になってきました。明治神宮の神紋は「菊」と「桐」。明治神宮はその名の通り明治天皇と皇后様が祀られている神社です。そのため皇室の「菊紋」が使われており、また政府機関の公的な紋を表す「桐紋」と合わせられているようです。
明治神宮の至るところで使われているのは「菊紋」のみ。意識しないと見落としがちですね。
最後に太陽が顔を出してくれました。ほんの一瞬だったので構図を作れずやや窮屈になってしまって反省です。
といった感じで明治神宮をプラプラ歩いてきました。
どの時期にいっても気持ちのいい場所ですが、写真を撮るなら新緑の時季と紅葉の時期がおすすめでしょうか。
今回は立ち寄りませんでしたが明治神宮内には人気の菖蒲園もありますね。花菖蒲は6月が見頃なのでこれからの時期も、散歩しながら写真を撮るのにちょうどいいと場所だと思います。
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