今も残る江戸初期の大名庭園。石造りの堤、石組みが見応え抜群
『西湖の堤』。西湖は、中国杭州にある湖。『西湖の堤』はその風光明媚な西湖の蘇堤を模した石造りの堤です。
蓬莱山を模した中島にかけてかけられた石堤は、見応え抜群です。きっと夕日を背景にすると画になるんじゃないかと想像しながらシャッターを切ってました。
庭園内はそこまで広さはありません。近くの浜離宮庭園と比べたら1/6程度でしょうか。
それでも池を中心とした区画や石の配置などが非常によくできいるため大きさ以上に楽しめました。
一際大きい雪見灯篭が目立ちます。
『大山』。庭園内でもっとも高い山です。ここから一望できます。
『枯滝』。石組みにより滝を模したもののようです。うーん、もう少しよく見てくればよかったです。
庭園内には石柱や唐津山、根府川山などを模した多くの石組みがあり、じっくりと楽しめます。
古くは潮の満ち引きによって、景観が変わる『汐入の庭』でしたが、周囲の埋め立てで現在は機能が失われています。
池にたくさんの鯉が泳いでいます。
4月の終わりから頭にかけて藤が見頃になるようです。
5月の始めに訪れましたが、すでに見頃が終わっていました。残念。
近くにある浜離宮庭園よりも規模はかなり小さ目なのですが、空間内に非常に多くの見所が凝縮されていました。
梅、桜、藤、アジサイにツツジ、紅葉などなど季節毎に楽しむことができます。
JR浜松町駅の隣なのでアクセスも抜群。こちらもふらっと訪れる撮影スポットにちょうどいいと思います!
スポット情報
住所 : 東京都港区海岸一丁目
アクセス :
JR山手線浜松町駅下車すぐ
都営大江戸線・都営浅草線大門駅下車徒歩1分
ゆりかもめ竹芝駅下車
JR山手線浜松町駅下車すぐ
都営大江戸線・都営浅草線大門駅下車徒歩1分
ゆりかもめ竹芝駅下車
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