遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。こっそりと毎年恒例の初日の出撮影が雲の中で何も見えないという失敗に終わりましたが、日もさほど立たない間に長野戸隠で撮ってきました。
こっそり朝の鏡池も狙っていましたが冬季は雪が積もってしまって車では入れることができないようです。見慣れぬ、走りなれぬ雪道で朝を迎えました。
特にスポットに到着することなく太陽が登ってきてしまいました。雪が太陽光を反射してとてもきれいです。
動物の足跡だと思いますがキレイに野菜直売センターに向かっています。
戸隠連峰が朝日を浴びて黄色に染まります。
戸隠神社 宝光社
戸隠神社に参拝です。以前にも訪れたことがありましたがすっかり記憶が抜け落ちていました。それもそのはずGoogleフォトを確認したら実に8年ぶりの参拝です。当時の写真のExifはD5000に恐らくタムロンの便利ズーム。時が経つのは早いですね。
270段程あると言われる石段を登れば素晴らしい権現造りの社殿が。
写真を見返すと「宝光社」の拝殿の木彫が一番豪華に作られています。暗かったのもありますが、朝のこの時間はまだ慣れない雪で足元に意識を持ってかれていたので、もう少し丁寧に見ておけばと大反省です…。
雪の階段が怖くてそろそろ降りて行きます。
頭の上に雪が積もってアフロ狛犬になっていましたとてもキュート。
静まり帰った境内で時折雪が落ちる音が響きます。
戸隠神社 中社
「戸隠神社 中社」です。「戸隠神社」は大きく分けて「宝光社」「中社」「奥社」「九頭龍社」「火之御子社」の五社からなっています。この中でも「奥社」の創建が紀元前。「九頭龍社」はさらに古いとか…。一番新しい「火之御子社」でも1098年の創建です。
「中社」の社殿の天井には龍の天井絵が描かれています。戸隠神社の社務所が置かれているのもこの中社になります。
裏手の滝は凍っていました。
この時の気温は-9℃。失敗に終わった初日の出の時は-2℃と暴風を味わったおかげ、寒さの対策はしっかりできていたので助かりました。ちなみに中社の参道は雪で閉鎖されていたので横から入る形になります。
戸隠神社 奥社参道
中社から更に奥。車道を30分かからないくらい歩いた所にあるのが「戸隠神社 奥社」の入り口です。「奥社」の参道はここから約2km程の並木道になっています。雪が積もりすぎていたら最悪引き返すことも考えていましたが運良く私でも歩ける積雪量で助かりました。
少し前にこちらのブログを拝見しましたが、この時よりは雪が増えてむしろ歩きやすかったようです。雪が深すぎても装備が足りないので運が良かったです。
新雪をギュッギュッと踏みしめて進みます。
曇りだったら白一色の世界も撮りたかったですね。
戸隠神社 随神門
参道の中間地点。「随神門」が見えてきました。
この先は天然記念物にも指定されている樹齢約400年を超える杉並木です。
ジーパンにラフな格好のイカしたお坊さんがひょいひょい進んでいきました。
緩やかな斜面を登っていきます。本来は石の階段が続くよう。場所場所でなかなかスリリングな坂道になっています。
戸隠神社 奥宮
慣れない雪道を進みながら、写真を撮りながらで片道1時間程で到着です。
ちなみに奥社にご本尊が祀られているのは1月7日までで、この後は閉殿期間となります。再び開山するのは4月の後半になるようです。
無事に参拝できました。
ちなみですが「戸隠神社」の社紋は「鎌卍(かままんじ)」。ちらっと写真の中にも見えますね。
ゆっくりと過ごしていたら、段々と人も増えてきました。
バスの時間が被る?とタイミングでどわっと参拝客が連なります。
お昼は長いこと楽しみにしていた「戸隠そば」を頂きます。地方に行くと必ず地域のお蕎麦を食べますが、おぼろげな記憶の中でも長年脳内お蕎麦ランキングトップ3を譲らずでしたが、期待値を下回ることなく美味しいお蕎麦をいただけました。ごちそうさまでした。
有名な「鏡池」なども見たかったのですが、冬季は流石に閉鎖されているようですね。早めに下山することにしました。
今回から新兵器のグラデーションな角型フィルターを使う予定でしたがまさかのフィルター忘れ。ホルダーだけが虚しくカバンの一角を専有していました。
善光寺
ちゃちゃっと下山して善光寺です。まだまだ初詣の参拝で賑わっていました。
この日のお宿は安全安心ドーミーインで一泊です。ついでにお土産を選びがてらで寄ってみた長野駅の「おごっそダイニング」には、おやきのお店が3店舗あったのでおやきの食べ比べ。りんごのおやきが思った以上に美味。デザートおやきは有りでした。
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