FUJIFILM XF16-80mmF4 R OIS WR
ファーストインプレッション

FUJIFILM XF16-80mmF4 R OIS WR

待ちに待った「FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR 」をようやく手にすることができました。初期ロットの在庫はさっそく売り切れてしまったようで次の入荷は1ヶ月半待ちとかなんとか。秋の紅葉シーズンに使いたかったので手に入れられてラッキーでした!今回はまだまだレビューを書くほど使い込めていないので試しに撮ってきた印象を書いていきたいと思います。

 

 

XF16-80mmF4 R OIS WR

所有しているカメラはX-T2にX-T20ですが、X-T2との大きさのバランスがとても良く感じます。440gと比較的軽量なレンズなのでそのままのグリップでも重量のバランスはピッタリです。ズームリングはシリコン製、手ブレ補正の切り替えスイッチはありません。

絞りリングはF4~22、A(絞りオート)の表記がされているので、予め撮影前に設定できる便利仕様です。唯一絞りリングのフィーリングだけが重く、動かそうとするとそっちに気を取られるくらいの重さになってしまっていました。ただ、XF18-55mmF2.8-4でもそうでしたが、新品の時は重かったのが使っているうちに丁度いいフィーリングになり、いつの間にか気にならなくなってくるパターンがあるので、とりあえず使ってみての様子見です。

手ブレ補正や絞りの切り替えスイッチがなくなったのは防塵防滴の強度を高めるためでしょうか?個人的にはそれでもスイッチを付けて欲しかったですね。

 

かめらと。

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 80mm, 1/60秒, ƒ/4, ISO250

富士フイルムのキットレンズ「FUJIFILM XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は画質に定評がありましたが、それと比べてもはっきり分かるほど描写に優れていると感じます。特にテレ端では顕著で、解像度もそうですが1枚フィルターを外したようなヌケの良さに驚きました。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 80mm, 1/20秒, ƒ/4, ISO250

このレンズは絞り開放での解像度がいいからか、ピントがあった箇所から前後のボケとの分離が良く感じます。F4通しのレンズですが、テレ端80mm(35mm換算120mm)もあればレンズを交換せずに構図的にも違った表現ができて頼もしいですね。あ、序盤ISO感度が250になっていたのは設定ミスです。

 

かめらと。

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 61mm, 1/60秒, ƒ/4, ISO400

開放からとてもシャープな写りだと感じます。最短撮影距離はズーム全域で35cm。最大撮影倍率は0.25倍になるので、6段の手ブレ補正と合わせてクローズアップな撮影も十分楽しめるレンズです。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 80mm, 1/50秒, ƒ/4, ISO250

暗いトーンの描写もとてもいいですね。カメラやLightroomでの現像方法が以前と違いますがここでも階調の豊かさを感じます。

 

野生のネコとエンカウント。F4通しのレンズは35mm換算105mmで終わっているレンズが多いですが、80mm(35mm換算120mm)の焦点距離があるとさらに後一歩近づくことができるのは非常に大きいメリットです。出会って対峙した時のこの緊張感。伝わりますでしょうか?

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 19mm, 1/8秒, ƒ/8, ISO250

公称6段の手ブレ補正でファインダーを覗いた瞬間から手ブレ補正がヌルっと効いています。撮影中はファインダー内の像が安定し、驚くほどブレを感じません。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 29mm, 1/18秒, ƒ/4, ISO200

細かいチェックはしていませんがやっぱり描写の違いを感じます。購入したばかりなので贔屓目に見ているかもしれません。ちょっと落ち着きましょう。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 38mm, 1/25秒, ƒ/4, ISO1600

手ブレ補正が効きすぎるので、手ブレよりも被写体ブレが気になりますね。ブレないギリギリを見ながらシャッターを切っていきます。これを見ても玉ボケの中身は玉ねぎボケが目立つのであまり綺麗ではなさそうな。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 38mm, 1/4秒, ƒ/8, ISO500

試しながらの撮影ですが、ラフに撮った1/4秒が普通に止まります。

 

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 80mm, 1/4秒, ƒ/8, ISO500

私は手持ちでのスローシャッターに自信がないのでISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぐタイプですが、このレンズでブレに気をつけて撮影すれば80mm(35mm換算120mm)のテレ端でも1/4秒での撮影ができました。私でも3枚に1枚程度はピントがきていたので、自信がある方ならさらに活かせるでしょう。三脚が使えないシーン。気を使う場所では頼もしすぎる存在です。

 

手持ち試し撮り
かめらと。

手持ち試し撮り

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 16mm, 1秒, ƒ/4, ISO320

もう一枚広角で。微ブレしていますがワイド側では頑張れば手持ちシャッタースピード1秒が止まります。壁によりかかるなど工夫をしてあげればもう少しいけなくもない手応え。XF18-55mmF2.8-4 R LM OISでは1/2秒でも確率は低かったので凄まじい効きの良さを実感できます。ファインダーを覗いているときは手ブレ補正の効きの良さにどこまでもいける錯覚を覚えるのが怖いので自分の限界を知っておきたいですね。

 

逆光性能はそこまで高くもなく普通な印象です。出るレンズよりは出ないし出ないレンズよりは出るような。ハレ切りや、角度を多少ずらして撮ったりと工夫すれば良さそうです。

 

散歩写真 #2
かめらと。

散歩写真 #2

X-T2, FUJINON XF16-80mmF4 R OIS WR, 76mm, 1/2000秒, ƒ/4, ISO400

いい映りですね。

 

手ブレ補正ON、メカシャッター、シャッタースピード1/125秒前後において微ブレ問題が発生しています。検討している方はチェックしてみてください。後にファームウェアで対策されると思います。

※2019/11/11に「OIS制御機能を向上」したファームウェアv1.02が公開されています。

 

以前にXF18-55mmF2.8-4 R LM OISをレビューしましたが、その写真と比べてみても今回のレンズの描写の方が優秀だと感じます。確かにコンパクトな利点がありますが、より広く、より望遠で、より寄れる。手ブレ補正も効いて防塵防滴。XF16-80mmF4 R OIS WRを入手してしまったら使うシーンがちょっとなくなりそうです。

 

実物大のレンズの大きさ比較は公式のX Storiesのインプレッションが分かりやすいでしょうか。

 

これから使い込んで行きたいと思いますので、作例などはこちらから見ていただければ幸いです!

 

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