デスクの高さが固定式なので、ちょっとポジションを変えたい時など前々からデスクの下に足置きが欲しいなと探していました。なかなか思うようなフットレストが見つからず、木の板やダンボール等でどういった形状がいいか試してみてもしっくりこなかったんですが、意外とアイデア製品のあるIKEAを探してみたら珍しい形のフットレストを発見。居ても立っても居られず次の日にはIKEAで入手して使ってみると思った以上に使い勝手のいい、アイデアフットレストだったので紹介してみたいと思います。

 

 

IKEA DAGOTTO

IKEAのフットレスト「DAGOTTO」です。軽量なスチールパイプとABS樹脂の板の組み合わせで出来ているシンプルで定価1,999円の低価格なフットレストです。随分前に発売されていたようなので影のロングセラー商品なんでしょうか。いままでIKEAには何度も訪れていましたが、まったく目に入ったことがなかったアイテムでした。

 

サイズは全体の幅が約47.7cm、パイプに囲まれた足を置けるエリアは39.5cm、奥行きは30cm。重量が約1.3kgです。

外観はプラスチックの板が乗っているだけでチープですが上にクッションをつけて工夫すればいい感じになりそうです。冬の時期なら小さいサイズのホットマットをおいても良さそうな。ゴム足がついているのでフローリングでも滑りません。

 

座った時の足の開きがぴったりサイズでした。

 

足置きは床から約10.5cmの高さです。パイプが上側に出ていて、この上に足裏を置いてグリグリするのが何げに気持ち良くて気に入っています。

 

足を置くためのプレートはパイプの上に置いてあるだけなので画像のように稼働します。この滑り具合で好みが分かれそうですが、硬すぎず柔らかすぎずのちょうどいいひっかかりとすべりです。ほとんどのフットレストは固定式ですが、それよりも足の自由度が高いので、フットレストに足を乗せたまま足首を伸ばしたり、角度をつけて前後に足を乗っけたりと、慣れてくるとこのスライドが癖になってきます。

 

問題はフットレスト自体が軽いことも合って、足の移動時にフットレストの片側が浮いてしまうことでしょうか。下側の足の左右がアールを描いてしまっているので、左右一杯に足を載せている状態で、片側の足を移動しようとすると荷重が抜けて踏ん張りが効かずに浮いてしまいます。慣れてくるば足を動かす時に、最初に足を少しだけ中央に寄せることで浮かずに移動できますが、それでもふとした時に違和感があるでしょうか。

 

IKEA DAGOTTO を組み立てる

パッケージはこんな感じです。全部で1.5kg程度と軽量です。持ち運びも楽々。

 

軽いとは思いましたがパーツが思った以上にシンプルでした。

 

組み立てるパーツは足用のパイプ4本とネジとナットの組み合わせが4本だけです。ネジは予備が入っていなかったので気をつけましょう。

 

それぞれのパーツを仮止めします。

 

説明書にはスパナとプラスドライバーが書かれていましたが、手元にあったペンチで挟んでプラスドライバーで止めました。なめやすそうなネジです。

 

足の出来上がり。足のパイプの接続はパイプの穴にネジを通してはずれないようにするだけです。そのためガッチリとした固定ではなく思ったよりガタついています。使う前はこれで大丈夫なのかな？と思いました。

 

最後に足置きのプレートを載せてあっという間に完成です。

プレートを乗せて足を載せてみると先程のガタツキはまったく感じられなくなっています。上手く設計されているんだなと思いました。

 

天板の溝はこんな感じで斜めにカットされています。

 

 

説明書には上に乗ってはいけないと書いてあります。あくまでフットレストなので気をつけましょう。

 

シンプルな構造ですが、とてもアイデアが素敵なIKEAのフットレスト「DAGOTTO」でした。

他にはない構造でとても使い心地が良く、天板を乗っけているだけなので掃除の時に避けておくのも楽ちんです。足を広げる方は2つ合ってもいいかもしれません。机と椅子の高さが合わない場合や、底冷え対策、在宅ワークはもちろん会社用にもとても使えるフットレストだと思います。フットレストで悩んでいる方にはぜひ一度使ってみてほしいフットレストですね。

ちょこちょこIKEAの家具を愛用していますが、たまにこういったアイデア家具があるのがIKEAの面白いところですね！