Nikon D700 と Ai Nikkor 50mm F2 でぶらっと散歩フォト。 #1

D700 / Ai Nikkor 50mm F2

以前にD700をヤフオクで購入して大失敗した私です。一時の機材欲しい欲しい病のピークを越えたおかげでじっくりと探すことができ、2020年になってようやくいいD700に出会うことができました。しばらく忙しくて寝かせていましたが、ようやくD700を引き連れてのお散歩フォトです。

 

 

散歩写真 #5
かめらと。

散歩写真 #5

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/1600秒, ƒ/2.8, ISO200

今回のレンズは Ai Nikkor 50mm F2 。軽くてコンパクトな標準単焦点レンズです。ニッコール千夜一夜物語でも語られているレンズですね。レンズ構成はオーソドックスなガウスタイプで、1964年に発売された Nikkor-H Auto 50mm F2 の系譜を継ぎ1977年に発売。f/2の同じ構成のレンズとして最後のレンズになります。

 

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/3200秒, ƒ/2, ISO200

一本だけ咲いていた早咲きの桜の木。

開放だとオールドレンズにありがちなややベールを被ったような印象でしょうか。均質性にこだわったレンズと書かれていますが、開放でも球面収差が穏やかな印象です。二重線になるボケもこれくらいが好み。

 

散歩写真 #6
かめらと。

散歩写真 #6

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/1600秒, ƒ/2.8, ISO200

一段絞ればしっかりシャープです。

 

散歩写真 #4
かめらと。

散歩写真 #4

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/1600秒, ƒ/2, ISO200

 

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/1000秒, ƒ/2.8, ISO200

以前はAFが使えた Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D を好んで使用していましたが、あちらのコッテリ具合の描写とは一味違った優しい質感です。

 

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/1600秒, ƒ/8, ISO200

この日の写真は全て撮って出し。富士フイルムのカメラで鍛えたおかげかニコン機でもいい感じに使えます。

 

ピントの山はつかみにくい印象です。

 

 

私のD700の背面液晶は青が強めに出てします。色はこんなもんかなぁ、と思いながらの撮影でしたがパソコンのディスプレイでみたらまったく問題なさそうですね。

 

f/5.6まで絞れば周辺の光量落ちも落ち着きます。

 

 

ぶらっと写真 #7
かめらと。

ぶらっと写真 #7

D700, Ai Nikkor 50mm F2, 50mm, 1/800秒, ƒ/2.8, ISO200

逆光で写すといい感じのフレアです。ゴーストは意外と現れません。絞り羽根の枚数は6枚の偶数。六角形のボケが面白いです。

 

久しぶりのニコン機でしたが、やっぱりいいですね。D700はバッテリー込みで1kgを越えるマッシブボディなので軽量なレンズが丁度いいです。富士フイルムのカメラとはまったくベクトルが違うので、これはこれ。あれはあれ。な感じ楽しんでいきたいと思います。

 

 

 

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