先日から使っている「XF60mmF2.4 R Macro」ですが、とにかく描写が好みで気に入っています。今までは中望遠レンズとして楽しんでいましたが、最短撮影距離が0.27m、最大撮影倍率が0.5倍のハーフマクロなレンズなので、これを機会にマクロな撮影も練習しておこうと撮ってみました。
まずはお家で練習です。光を浴びてる葉っぱの裏側から撮ってみました。F11でもピントがうすうすですね。
流石のマクロレンズで開放からキレキレな解像度です。ただ中望遠を意識していた時は寄れる安心感がありましたが、マクロ撮影を意識するとハーフマクロはもう一歩もの足りないような…?
ガジュマルくんのプリケツ。幹の質感がくっきり。
ベランダビオトープの苔とウキクサ
この写真はマクロじゃないですが、いろんなシーンで使えてとにかく楽しいレンズです。
9枚バネのおかげか絞ってもボケがとても柔らかい印象です。
手ブレ補正がないので、最短撮影距離付近で手持ちだとファインダーが手ブレでプルプルです。体も前後するのでピントが合ってるいるのかよく分かりませんね。
さすがにもう無理かなぁと思って行ったら、思った以上に無理でした。 pic.twitter.com/mtjw6qV2EU
— かめらと。 (@camera10me) October 15, 2020
もう一度くらい彼岸花を撮りたいなぁと、ようやく撮りに出かけられたんですがさすがに遅かったようです…。
探してみると接写で撮れそうな歩道の近くでは一輪だけ咲いていてくれました。
やはり手持ちは難しいですね。
色々試してみましたがちいさいアリが群がっていたのでアリを狙ってみました。この日はX-E2だったので液晶がチルトできずに構図を作るのが一苦労。マクロはいままで殆ど撮ってこなかったんですが、あ、これ楽しいと思いました。
ハーフマクロでも手持ちで狙うのがきつかったのでミニ三脚に乗せて撮影しています。ミニ三脚+マクロレンズの組み合わせは私的に最高だったので、こうなるともう少し高さを出しやすいようにセンターポール(行方不明)や、前後しやすいようにマクロスライダー?スライドプレート?のようなものが欲しくなりますね。
ミニ三脚だとバランスを取りにくいので、なおさら小型・軽量なフードに変えて良かったと思ったシーンです。
レンズというより「ハーフマクロ」についてですが、中望遠レンズとしての普段使いだと最短撮影距離が短くてどんなシーンも安心して使えますが、いざマクロを撮ることを意識して寄っていくと、ハーフマクロなせいでもう一歩が寄れないことが今更ですが分かりました。
とはいえ、寄れば寄るほシャッタースピードを稼ぐ必要があったり、ピントの精度が求められるので撮影がより大変になってくると思います。それを考えると私としてはやっぱり「ハーフマクロ」がちょうどいいのかなぁという結論になりました。
レンズはこれでとても満足なので、もう少し寄って撮影するためにエクステンションチューブかクローズアップレンズの追加や、調べてみるとその他のマクロ撮影に便利なアイテムも面白そうなので追加して行きたいと思います!